FUJIFILMのXマウントレンズの中で、XFシリーズは現在全部で26本発売されています。
単焦点であったり、ズームであったり、マクロレンズだったりと様々なレンズ群。ズームレンズにおいては 8本もリリースされています。
レンズを買う時に気にすることは画質、AFスピードや防滴防塵、手ブレ補正などのレンズ自体の機能、カメラとの相性、そして価格が挙げられるのではないでしょうか。
画質はさておき、大きさや重さなどといったカメラとのバランスや、価格を1番に気にする人にとってはXFシリーズのレンズは少し不都合かもしれません。せっかくミラーレスのカメラを使用するのだからフルサイズみたいに重いレンズを装着するのは嫌だし、スタイリッシュなレンズが良い。他のメーカーよりも高価なFUJIFILMのレンズなのでより安く手軽に使用したい。
今回はそのような人にオススメなXCシリーズのレンズを紹介します。このシリーズは全部で3種類しかありません。しかし非常に安価で比較的自由度も高いレンズです。。
参考 : https://fujifilm.jp/index.html
XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
FUJIFILM 交換レンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
価格 27000円前後
Xシリーズズームレンズの中で最も小さく、最も軽量です。その重量が135gと単焦点レンズ並かもしくはそれより小さいかもしれません。
広角側の15mmでは、5cmまで接写ができるということは強いメリットです。手ブレ補正もついているので花や、テーブルフォトなどでさっと取り出してサクッと撮影するのに向いていると感じます。ミラーレス機本来の手軽さが得られるレンズです。
XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II
FUJIFILM 標準ズームレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OISII
価格 30000円前後
標準の16-50mmという画角。この画角がどれほど便利なことか。
同じ標準であるXFシリーズのレッドバッジ付のフラッグシップモデル、XF16-55mmは約11万円もするので価格の差は歴然。重さも195gでXF16-55mmの655gに比べて軽すぎるぐらいです。レッドバッジについては記事下のXFシリーズのズームレンズ全種類を紹介した記事に書いています。
価格も安く、標準ズームで使いやすいので初めての人にはこのレンズがオススメです。
XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II
FUJIFILM 望遠ズームレンズ XC50-230mmF4.5-6.7 OISII
価格 31000円前後
XCシリーズの中の望遠担当。375gという重さはXF55-200mmの580gという重さに対して魅力的。
重くなりがちな望遠のレンズを買うと、もっと軽く持ち運べたらなと思うもので、僕もそう感じています。その悩みを解決するレンズがこのレンズなのではないでしょうか。
50-230mmという画角は少し遠いなと思う物はほぼ全てカバーできるので、標準とこの画角があればほぼ大丈夫です。さらに単焦点レンズが1本あればもう問題なしですね。
それでもやっぱり
XCシリーズ3種類いかがでしたか?スタイリッシュで足取りが軽くなりそうなレンズですね。
このXCシリーズは全てレンズキットにも付属するレンズです。価格は本当に安くてカメラを始める人にはぜひともオススメします。
ですが前に、重さや大きさと価格で選ぶレンズと言いました。重さや大きさが重要で選んだのであれば良いのですが、価格だけで選ぶのだとしたらXCシリーズはやめておくのが正しい選択です。
それがどうしてなのかというと、結局は画質が多少なりとも確実にXFレンズの方が良いからです。
大きさ、重さは変えられませんが、安いのが理由でXCシリーズを買うと、XFシリーズの写りを見たときにそっちが絶対によくなります。結局XFシリーズを後で買うことになります。遠回りして時間をかけてXCもXFも買うなら最初から抜群の写りが保証されているXFシリーズを買うのが良いということです。
いろんなFUJIFILMのレンズ群を使用してより良い写真を撮っていければ幸いです。