カメラ

Leica mini2を使用して1年。改めてその感想と魅力を語る【作例】

leica mini2

 

Leica mini2というかっこいいフィルムカメラを購入したという記事を書いたのが2018年の4月。月日はあっという間に流れました。
実際は4月よりもう少し前に手に入れたので、購入してからおよそ1年近く経ったということになります。
1年も一緒にいるとお互いにいろんなことが見えてきます。それも1年、ほぼ毎日持ち歩いていたのでなおさらですね。

ライカ、ついに購入。街歩きにぴったりのカメラ【Leica mini 2】 – 考える人ブログ
この記事。ここでは購入した理由や、スペック上のこと、最初に触ってみて感じた第一印象を書いています。

あれからたくさん写真を撮ってみて、やっぱりこのカメラは良いなと思うポイントや、思った通り良くないなと思ったこと、使い続けて初めて気づいたことが出てきました。今日はその辺ををありのままにお話します。

ポケットカメラ

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このカメラを買う、そう決めた一番の決め手はサイズ感でした
使ってみてこの大きさがどれだけ良いことか。夏場のパンツのポケットには少し大きいかもしれませんが、冬のコートのポケットには入るサイズです。

デジタルカメラのように、「カメラを持って出かけるためにバッグを持つ」なんてことが不要になります。手ぶらでLeica mini2と財布だけポケットに入れて外出ということも良くあります。そういう使い方ができるのは小さいカメラの特権です。

 

一瞬で切り取る

ポケットに入れて持ち歩き、撮りたい光景があったらさっと取り出してケースを開けて電源を入れる。オートフォーカスでピントが合うのでそのまま撮る。ほんの一瞬のことです。ほとんど立ち止まらずにも撮ることができます。

フィルムならではのゆっくり構図を決めてピントを合わせてという使い方ではありませんが、持ち歩いてさくっとスナップを撮るという使い方の便利さがより分かってきました。

 

モチベーションが上がる

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Leicaのカメラを使用しているということが撮るモチベーションを上げてくれます。
「腐ってもライカ」という言葉があります。僕はあまり好きではありませんが… 要するにLeicaのカメラはどれだけ時間が経ってもLeicaであるし、クオリティも価値があるものだということです。良いカメラは良いということです。
Leicaのコンパクトカメラで、Mシリーズとかと比べるとLeicaと呼べるか分かりませんが、その名前だけで撮る上ではモチベーションが上がります。それにLeicaという文字はかっこいい。
かっこいいカメラで写真を撮ると楽しいし、なぜが良い写真が撮れる気がする。そういった意味でのモチベーションを上げてくれるカメラであることは間違いないです。

 

ふんわりと

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エルマー35mmF3.5のレンズは健在です。さすがはライカレンズ。
撮った写真は柔らかく独特の世界観を作ってくれるものです。(下に載せています)

フィルム写真はカメラによって、またフィルムの種類によっていろんな写真になります。僕が持っているフィルムカメラNikonのF3ともまた違っていて、どっちも好きです。

 

寄れない、やっぱり寄れない

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最小焦点距離が65cmであることが少し不安だなと以前の記事で書きました。
使用してみてもここが少し良くないポイントかと思っています。歩いていて近づいて撮りたい植物や模様などがあるのですが、寄ってピントを合わせようとすると合ってくれません。そんな時は諦めてしまいます。
もう少しだけでも寄れれば幅が広がるかと思うのですが、そこは我慢。

 

電源がONのまま

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あまり良くないポイントの2つ目。
カメラを使用後、電源をOFFにしてケースに入れるのですがケースの外から電源スイッチに触れてしまって電源がONになってしまって気づかない点ということ。
これは電源スイッチがゴム製でON/OFFがゆるいのが原因です。ケースの外からでは押せないような構造になっていれば良いのですが…
ただ、電源がONのままになっていることが何度もあっても、電池交換は全くしていないので電池の持ちは良いみたいです

 

注目の的

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ここからは使用してみて初めて分かった事です。
フロントにキラリと光るLeicaの文字のレッドバッジ。カメラを知っている人にも知らない人にもLeicaは良いカメラという印象があるはずです。
写真を撮っていて、そのカメラかっこいいですねと言われた事が何度も。可愛いカメラだねとも言われます。これほどカメラについて話しかけられるとは思いませんでした。かっこいいですねと言われるのは悪い気はしません。

 

撮る枚数が増える

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常に持ち歩くので、気付くとフィルムをどんどん使用しています。
フィルム写真は日常を切り取るもので、未来に残していきたいと思っているので、その思い出は多い方が良いです。

持ち歩く時間が増える→気軽に撮る事ができる→撮る枚数が増える→記憶に残る光景が増える→写真が意義のあるものに
このカメラを使ってより良い写真の意義が見出せるような気がしています。本当良いカメラです。

撮れた写真

毎日歩きながら撮る写真や、旅に行って何気ないものを撮る写真。後から見るとブレて印象的になっている写真。
振り返ってみるとたくさんの写真がありました。

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良いも悪いも受け入れて

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約1年経った今、Leica mini2は非常に良いカメラで今後も相棒としてポケットにあると思います。
時間が経って良い点、悪い点ともに見えてくるものもありますが、すべてを考慮しても満足しています。
現在は写りのバランスとコスパを考えてFUJIFILMのフィルムを使用していますが、今後さらに幅を広げていろんなフィルムを使用してみたいと思います。
気になっているのはコダックのフィルム。

今後も記憶に残るような写真を撮っていきたいです。

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