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X-ProからX-H1へ移行。購入の決め手を語ってみる【FUJIFILM】

X-H1とXF55-200mm

X-H1を購入した僕。FUJIFILMは良いカメラがたくさんあって一般にフラッグシップと呼ばれるモデルも何種類かあります。現行モデルでいうと、X-Pro2、X-T3、そしてX-H1。僕が迷っていたのはこれらのカメラです。

何度も書いていますが、X-Proに対する気持ちもものすごくあったのですが、X-H1にしたのにはそれを上回る魅力的なポイントがいくつかあるからです。今日はそのことについて話していこうと思います。

 

購入の決め手とは?

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このカメラを買うにあたってたくさんの準備期間がありました。
スペック等の情報、ネットでの記事、作例、量販店で触った感触。それらを全てを総合して考えて購入しました。今回の決め手となった部分、つまりX-ProやX-T3と違うところ。X-H1でなければ得られないものなどを以下に書いてみます。

 

どうしても欲しいレンズ

ずっと前から欲しいなと思っているレンズが1本あります。FUJIFILMユーザーなら必ず手に入れたいレンズ「XF16-55mmF2.8」です。
このレンズは広角から中望遠までこなす上に、F2.8と最強大三元レンズです。このレンズがあれば他のレンズが要らなくなる?(いや、ならない)ように思います。

ずっと欲しいなと思っていましたが、1つだけ欠点がありました。それは何かと言うと、レンズに手ぶれ補正が付いていないことです。しかもFUJIFILMのカメラはボディ内手ぶれ補正がないカメラだけだったのです。これでは少し明るいけど、夜間や手持ちスナップに弱く、良さが活かせないレンズでした。
そんな時、X-H1にはFUJIFILMのミラーレス機で初めてボディ内手ぶれ補正が付きました
このレンズを使いたいならこのカメラが必要だ。このカメラにこのレンズ。まさに鬼に金棒。つまりはXF16-55mmF2.8を使用するためにX-H1を選んだという理由も一つです。

 

ボディ内手ぶれ補正

前の理由に加えて、レンズ内手ぶれ補正が付いているレンズでもボディ内手ぶれ補正があるとその補正がさらに強くなるようです
今まではスナップ撮影するというときに1/125秒や、1/60秒ぐらいまでしかシャッタースピードを落とせなかったのですが、1/30秒とかでもぶれがないとすれば、さらに明るく撮影できるというメリットがありますね。

 

グリップの良さ

正直個人的にはこれが1番かもしれないです。右手のグリップが立体的に前面に出っぱっていてホールド感がFUJIFILMの他のミラーレス機と全く違うんです。
FUJIFILMの中ではかなり大きいカメラですが、持ってみると大きさも重さも感じないのはグリップがしっかりしていて手にしっくりくるからです。ホールド感次第で撮るときのモチベーションが変わるという人もいるくらい大事な要素ですが、X-H1に出会って僕もそれを感じました。
男性や手が大きめの人にはしっくりくるようなグリップですよ。

 

チルト液晶の快適さ

X-Proを使用していて液晶なんて動かなくてもいい、と思っていました。ですがチルト液晶を使用するとやっぱり便利。僕は下から煽るような構図が好きでよく撮るので、その時に水平が取れなくて後からトリミングするという手間が省けそうです。
上下に左右に動かせる自由度が高い液晶があれば、撮影がより楽しくなりそう

 

安心感

X-ProやX-T3は大きさは小さいです。小さくて持ち運びがしやすいことは本当に重要なことだと思います。
しかし以前結婚式のカメラマンをした際に小さなカメラで不安そうな表情をされたことがありました。撮る写真は同じなのですが、撮られる側はどっしりとしっかりしたカメラで撮られる方が良い写真になるという気持ちがあるようです

X-Proはレンジファインダーでスナップを撮るカメラという印象が僕にもあるので、X-H1の大きくて安心感があるということも一つの理由です。また、防滴防塵やボディの剛性も安心できる要素です。

 

デザイン

ファインダーが中央に少し出っぱってある。しっかりとしたグリップがあってそのグリップの先にシャッターが配置されている。ISO感度とシャッタースピードを操作するツマミが上面にある。それらがX-H1の特徴的デザインです。
FUJIFILMの中判カメラ「GFX 50S」を思わせるデザインで、非常にかっこいいです。発売当初はこれまでのFUJIFILMのミラーレスに無いような斬新的なカメラだなと思いました。見れば見るほどハマっていくかっこよさです

 

これからX-H1と共に

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以上僕が購入を決めたポイントです。これ以外の点はそれほど目に留まらなかったか、X-ProやX-T3と比べて別に意識する点ではないということです。

もう少しするとX-Pro3が発売になるでしょうし、その機種には手ぶれ補正が付いているかもしれないですし、さらに進化した処理エンジンが搭載されるかもしれません。チルト液晶になっているかもしれません。
しかしスペック的にさらに良くなるかもしれない機種を待たずに現状のX-H1を選んだのは、上で挙げたデザインや安心感やその他を全て考慮してのことです。今はメインとしてX-H1を使用していきたいと考えたからです

それでもX-T3やX-Proはとても良いカメラです。X-Proに関して言えば不自由を楽しむ最高の嗜好品というのがぴったりです。ちょっとフィルムカメラに対する僕の考え方に似ています。
X-Pro3が発売された時に、もしかしたら欲しい!と言っているかもしれないです。
メインでX-H1、サブでX-Pro3を使用するという超贅沢なバリエーションが使えたら幸せなのですが。

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