FUJIFILMの新機種の話題が上がっています。
僕を含め、FUJIFILMを愛用する人はニュースが気になるのではないでしょうか。
以前このような記事を書きました。
この記事では
・X-T3が発売すると思っていたが、X-T2Sという名称になる可能性が高い。
・ボディ内手ぶれ補正が搭載されたカメラ。
・2018年の始めにスペック発表、予約が開始になりそう。
要約すると、上記のようなことを書いています。
この記事の後11月頃、よく情報を得ているサイト fujirumor で
「X-T2S ではなくて、X-H1だった」と言うような内容が載っていたのです。
X-T3 ではなくて、X-T2S でもなくて、X-H1 ?
今日はこの新機種として出てくると噂されるカメラ X-H1 について1月8日現在わかっていることを紹介していきます。情報元は fujirumor 、他です。
参考: https://www.fujirumors.com/
T じゃなくて H
X-T2 から次はいきなり X-H1 です。
なぜにいきなりH ?
それを聞くと X-A3 とか X-E3 も出ているのだから X-T3 でいいんじゃないか?と思う人も多いかもしれません。
それでも新たな機種は H なのです。
その「H」が何かと言うと、この新機種は、静止/動画撮影 のカメラであり、ハイブリッドを意味する H なのではないか?と多くの人から言われているようです。
正式なことはまだ分かってはいませんが、このカメラの特性上そういうことなのかな、と僕自身も納得しています。
機能面の変化は?
FUJIFILM のフラッグシップ機であり、ミラーレスの中でもトップクラスの性能を持つ X-T2 の後継機 X-H1 なので機能面には当然期待が高まりますよね。
情報によると特徴的な性能や変化は以下のようなものがあります。
・IBIS 搭載。
ボディ内手ぶれ補正機能が搭載されます。それは FUJIFILM のすべての Xマウントレンズで動作するということです
・Eterna
これは個人的には最も期待をしている機能です。
・internal F-log
4K動画で、センサーの持つ広いダイナミックレンジを記録する F-log が内部に搭載されます。
・EVFがブラックアウトフリー
撮影した後に、ファインダーが一瞬真っ黒になるブラックアウトがないというのも特徴。
これにより連写中に素早く被写体を追いかけられ、表示もスムーズになります。
・AF速度
X-T2 に比べて AF スピードも向上するようです。
ブラックアウトフリーに加えて AF 速度も上がり、動画だけでなく静止画でも性能が万能なカメラになっていると言えますね。
Eterna とは
新たなフィルムシミュレーションが加わるようです。
FUJIFILM のフィルムシミュレーションといえば、フィルム時代からのノウハウが生きた質の高いもので、現存のものも、新たに追加になるものも毎回非常に好評です。
フィルムシミュレーションは FUJIFILM カメラ特徴の一つで、僕も気に入って使っています。
今回の Eterna というのは映画用のフィルムのことです。
ではどんなフィルムか。
・映画に合うように粒状性を向上させている。
・アンダー側のラチチュード向上して、豊かな暗さの表現が可能に。
・シャドーからハイライトまで色のつながり、再現性に重視している。
と言うようなフィルムのようです。
映画に好まれる粒状性で写真を撮ると、よりフィルムカメラのような雰囲気ある写真が撮れるかもしれませんね。
動画にも強いハイブリッドなカメラということなので、動画撮影でも Eterna を使用できればさらに幅が広がる面白いカメラになると思います。
また、このような記載もありました。
This is great news for X-Pro2, X-T2, X-T20, X100F and X-E3 owners, as it gives us hope that “Eterna“, Fujifilm’s new film simulation, will come also to those cameras via Kaizen update.
日本語に訳すと
FUJIFILM の新しいフィルムシミュレーションの Eterna は「Kaizen アップデート」をすることで、X-Pro2、X-T2、X-T20、X-100F、X-E3 の所有者も使用できるという素晴らしいニュース。
Eterna、是非とも使ってみたいです。
大きさ、形状
おおよその大きさの写真が公開されています。
白が X-T2、緑色が X-H1。
このようにX-T2と形の変化はあまりないものの、一回り大きくなっています。
さらに、X-T2 と比較してはるかに大きなハンドグリップ。
以下の写真が GFX50S で、基本的にはこれと同じグリップ形状のようです。
撮影する際のグリップの握りやすさは好き嫌いが分かれますが、スナップなど片手で気軽に撮るケースも多い僕としては、このようなしっかりしたグリップは好きです。
もちろん、タッチスクリーンと3方向チルト液晶もあるようです。
X-T2 と比較してファインダーが後ろに突出していて、少し前後方向に長くなっています。
その他の機能
・4K動画
これまでの X-T2 にもありましたが、さらに良い 4K動画が撮れるかもしれません。
4K動画のカメラというと SONY や Panasonic あたりが有名でしたが、FUJIFILM も負けないような動画を期待します。
・ヘッドフォンジャック
X-T2 には垂直グリップにのみヘッドフォンジャックがありましたが、X-H1 には本体についているようです。
・EVFの解像度がアップ
30%向上します。
X-T1、X-T2 は EVF の解像度が大きさに対してそれほど良くないと言われていましたが、今回 30% 向上となってどれほどの変化が出ているのかは楽しみです。
・トップLCD液晶パネル
GFXと同じような液晶パネルが搭載されます。
2月14日に
発売とはいきませんが、2月14日に X-H1 が発表になるようです。
おそらくそこで発売日、価格、その他スペックを知ることができるのではないかと思っています。
今現在の噂されている価格は約2000ドル。
現在のレートだと、日本円にして239000円。
X-T2 の発売時の価格が約17万円、X-Pro2 が約19万円だったので、比較するとやや高め。
しかしこれだけに機能に加えて、さらに細かな改善が見られてのこの価格なので、まぁ納得かなと思います。
特に動画に特化していて、実際に利用できればそれほどコストパフォーマンスは良いものになるでしょう。
最後に
X-H1、期待が高まってきますね。
僕自身は X-T も良いとは思いますが、どちらかというと X-Pro 寄りなスタンスで撮影をしてますし、X-Pro の方がデザイン面も好きなので X-Pro2 の後継機が早く出てこないかなぁなんて考えています。
X-T 系も万能に撮影ができて、さらには4K動画も撮れるようになったら、X-Pro の立場が、という感じになってしまいそうです。
そして X-Pro3 への期待が高まって、X−H1 よりも良いカメラが出てきて…というFUJIFILMの力を見せつけられそうです。
まぁそんなこんなで、最後に言いたいのは FUJIFILM が好きだと言うことです。
今回の内容は、信用がある情報源とは言っても、噂は噂なので間違っていることもあるでしょうし、噂を僕自身の解釈で捉えた部分もあるので完全ではないと言うことを理解していただければ良いかと思います。