ものすごくかっこいいカメラバッグに出会いました。その名は「Endurance Ext」
僕はずっとカメラバッグを探していました。ですがカメラバッグって正直格好悪いのが多いと思いませんか?
いかにもカメラが入ってます、と主張するようなデザインのものが多い印象。
街歩きながら撮影する、あるいはファッション的にもかっこいいバッグを使いたい人には選択肢が少ないと感じると思います。
もちろんカメラは精密な機械なので、それを守る頑丈なバッグというのは必要不可欠ですが、加えてプライベートでも使用できるバッグが欲しいと思う人には今回のこのバッグがぴったり。
僕のこれまでのカメラバッグについてお話すると、ファッション性も意識してpatagonia の「トラベルトート」という、カメラバッグではないバッグを使用していました。
中にソフトケースを入れてその中にカメラを入れるという使い方。
これは2wayで使えるし、価格も1万円ぐらいで安いし、サイズ感も良いバッグでした。デザイン的にもストリートな感じで抜群にかっこよく、全くカメラが入ってそうなバッグには見えません。
しかし写真を撮りたい時に、一旦バッグを開けてソフトケースを取り出して、ケースを開けてカメラを出してケースをしまう。
これではめんどくさくなってしまって、写真を撮る機会が減ってしまいます。
普段使いもできるカメラバッグである 「Endurance Ext」
このバッグが今一番良いと感じるので良い点や悪い点、使ってみての感想などを紹介します。
Endurance Ext とは
今回購入したバッグは「Endurance Ext」
2016年に発売したEnduranceというバッグ。そのバッグをもう少し小さくしたらさらに使いやすくなるんじゃないかとコンパクト化。
とあるカメラマンが理想を追い求めて企画・開発したカメラバッグ。これがExtです。
コンパクトになったカメラバッグと言われていますが、実物を見てみると写真で見るよりさらにコンパクトに感じます。
色はブラック。シンプルさが、かっこいい。現在はブラックに加えてネイビーとカーキがあります。
縦に置くと自立します。安定感抜群です。
ロゴがあまり主張しないところも良い。
ここが良い!
ポケットが多い
これが何より良いです。カメラバッグの重要なポイントの機能性の一つです。
フロントに2カ所と、サイドにも数カ所あります。
カメラバッグに必要な小物を入れるポケットがいたるところにあります。これならコンパクトでもかなりのものが入るような気がしました。ポケットの中にもさらにポケットがある場所もあります。これはSDカードやレンズキャップなどのちょっとした小物などを入れる時に重宝します。
ノートパソコンがすっぽり入る
このバッグは上部と、カメラを収納するための下部が分かれた二気室タイプです。
その他に背中部分にノートPCを収納するためのポケットがついています。
15インチまでが収まるサイズのポケットです。
出先で撮影した写真をPCディスプレイで確認したり、現像したりすることも多いと思うので良いですね。
サイドからのアクセス
二気室タイプなので、上部を開けずにカメラ収納部だけを開けてフロントからカメラを取り出すことができます。
これがサイズを開けた様子。フロントとは独立したファスナーがあり、サイドから内部にアクセスできるという構造です。
バッグを下ろして、どこか置く場所を見つけて、カメラを取り出す…とやらなくても、バッグを持ったまま左サイドのチャックを開けて、カメラを取り出す便利な使用方法ができるというわけです。
積極的に取り出して写真を撮ることが多くなりそうです。
雨でも安心
レインカバーも付属しています。
折りたたみ式の小さなカバーを装着すると、
しっかり覆われます。
突然の雨の時でも、大事なカメラ機材を守る配慮がされています。
Enduranceは安心感があります。
ここはちょっと…
ここまで良いところばかりあげてきましたが、悪い点が1点だけあります。
このバッグは、カメラ収納部がマジックテープで仕切りをくっつけられるように壁全部がくっつくような布の素材でできています。
その素材にマジックテープがよくくっつくので何度も付けたり外したりしていると、すぐに毛玉になりそうな感じがします。
それにくっつく力が強いのは良いのですが、強いせいで新たに収納の形を整える時に意図しない場所にくっついて時間がかかることがあります。
このことが欠点かと僕は思います。
しかしながら使用方法として、一旦機材に合わせて形を決めて変えなければそんな心配は無用なのではないかと思います。最初だけ苦労して、あとはそのままという使い方をオススメします。
僕の使用方法
どこかへ写真を撮りに行く時、僕はよくデジタルで撮るかフィルムで撮るかと考えます。どちらにも対応できるようにどっちも入れてみました。
一番下にはNikon F3を。替えのフィルムも入ってます。
その一つ上の段に、ブロアー、レンズペン、充電器などの小物を入れます。
背負った時にバッグの中で動かないように押さえるためのテープも活用します。
そしてその上に隠れるようにあるスペース。ここに三脚がぴったりと収まっています。
大きくて立派な三脚も良いですが、荷物になるので僕は Manfrotto ミニ三脚 をよく持ち歩いて使用しています。
フィルムカメラの横のスペースにはデジタルのカメラ。
FUJIFILM X-Pro1 に 単焦点レンズ XF23mmF2 を装着した状態で入っています。この組み合わせがコンパクトで好き。
サイドからのアクセスがしやすいように考えて場所を決めています。
この状態でサイドのポケットを開くと
簡単にカメラが取り出せます。
ただ、開けた時に誤ってカメラが落下する可能性があるので、ベルトで固定しています。
今回はデジタルとフィルムのカメラでそれぞれレンズ1つずつですが、どっちかで良いという時は、レンズをもう1.2本は追加して入れます。
旅行に行く時の使用を考えて、上の部屋には着替え、ちょっとした本、手帳、財布などを入れて、フロントのポケットにパスポート、小物などを入れるような使い方をしていけると思っています。海外旅行に行った時もこのバッグ1つで大丈夫なほど収納力もあります。
とにかく、小型なバッグですが、普通の人なら困らないぐらいのスペースはあります。
収納力と使い勝手に優れたバッグと自信を持って言えます。
こんな人におすすめ
街を歩く時や、普通にちょっとしたお出かけなどのプライベートにも万能に使いたい人、よりスタイリッシュにコンパクトにバッグを背負いた人にオススメできるバッグです。
コンパクトな機材が多い人には絶対的にオススメしたいです。大きなカメラでもそれほどレンズは多く持ち歩かないよっていう人ならちょうどいいと思います。
今まで格好良いカメラバッグに出会ってこなかった人に、ぜひ使用してほしいです。
最後に
見た目も収納力も申し分ないバッグ Endurance Ext
価格は現在16000円程度です。
よくカメラバッグにありがちな、機能性は抜群だけど格好良くない高価なバッグを買うより、もっと満足感が得られるバッグに違いないと思います。
おしゃれなカメラバッグを探している人にはおすすめです。