夏になると誰でも夏らしいことをしたくなりますよね。
例えば、海に行くだとか、バーベキューをする、自転車で走るとか、旅をするとか、島に行くとか。それは人それぞれ。
僕の場合どれも全部したいけれど、今何が一番したいかと言われたら、夏休みを取って島に行くことかなぁと思いました。
そしてその島で海に行って、花火をして、自転車で走って、写真を撮れたらサイコーな夏になるかな、なんて考えて新潟県村上市にある粟島に行ってきました。
もちろん初めての粟島で、以前はあまり知りませんでした。
島に行きたいと調べていくうちに自転車で島を一周できるぐらいの大きさで、海も綺麗で、人も少ないのでのんびりとした時間を過ごしながら写真を撮れるぴったりの島ということで、だんだんと気持ちが高まっていき、決めました。
実際に行ってみると、そこは大正解。時間の流れもゆっくりで、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
今日はその粟島で僕が過ごした夏を写真とともに紹介していこうと思います。
粟島
新潟から20kmの距離にあり、面積は50平方キロメートル。人口400人ちょっとの島。
ここにぽつんと見える小さな島です。
島には一つの小学校と中学校があります。警察署、診療所も。
コンビニ、スーパーはなく、お店は商店のみ。
島に一つだけ信号があると聞いて、自転車で探しまわったら、ありました!
そんな静かで小さな平和な島、それが粟島です。
フェリーでのんびり向かう
AWASHIMA-LINE という名のフェリーに乗り込み、粟島へと向かいます。
なんともこの島にはのんびりという言葉が似合います。
時間の流れは変わることはないけれど、ゆっくり流れていく気がします。
フェリーでもベンチでのんびりくつろぎながら、ビールなんか飲んで、なんとも言えない良い時間です。
頭の中ではEVISBEATSの『いい時間』がリピートしていました。
おじさん達の背中がいい感じです。
昔の話でもしているのでしょうか。
仕事の話でしょうか。船の上って想像力が膨らみます。
青というよりは紺、あるいは黒みがかった海。
海は時間によって太陽の向きによって色を変えます。
当然、カメラのホワイトバランスの設定によっても色が変わる。
自分の目で見た色を写真で表現するのは難しい..
船の中にも入って休めるのですが、あまりに風が気持ち良すぎて、ずっとデッキで海を眺めていました。
速度はゆっくりですが大きな海の上を走行していると、風が吹いてきます。
潮の匂いと船の燃料の匂いとが混ざって、それもまた夏を感じました。
1時間50分ぐらいかけていよいよ粟島に到着です。
初めての場所に気持ちが高まりました。
本当に小さな島の小さな集落という感じ。
少し歩いて
メインの集落は歩いてまわれるほどの大きさです。
やはり少し暑く、汗がにじみます。
島には食堂も何軒かあります。
雰囲気が島独特のもので、悪くない。
落ち着ける場所
民宿の畳に寝転ぶととても気持ちがいい!
都会にはなかなかない畳の部屋。
田舎っていいな、日本っていいところだなぁ…
釣りをしよう
やりたいことの一つに釣りをするというのがありました。
粟島は釣りの名所であるとも聞いたことことがあったので、とにかくやってみよう。
釣竿は持っていませんが、周りは全部海。どこでも釣り竿を貸してくれるということなので借りて釣りをします。
島のあらゆる場所が釣り場。
海が綺麗なので魚が見える。
写真にはありませんが、小さなアジがたくさん釣れました。
夜の港にも。
ほんの少しの灯りしかなくほぼ真っ暗です。
昼のように暑くなくて寒くもなく心地良いので、座ってビールを飲みます。
なんて良い時間なのか。夏休みっぽいなぁ。
このブルーの洗濯ばさみ。
どの家にもあって、印象的だったので一枚。
船を撮るのも面白い。
島には一つの温泉があります。
その名は 漁火温泉「おと姫の湯」
窓からオーシャンビューが見える絶景です。
温度が熱すぎて曇ってしまいました…
本当に熱湯でした。
これこそ僕が行きたかった場所
島でのんびりするのが目的で、最初はどうなるのかな?と思っていたのですが、気付けば最高にリラックスして、頭の中で音楽が流れるような気がしていました。
僕が夏休みにしたかったことを叶えてくれる良い島です。
この記事では写真とともに粟島の雰囲気を伝えてみました。いかがでしたか?
少しだけ粟島の空気が伝わったかもしれません。
続きは次の記事でさらに多くの写真、良さを伝えています。
撮影カメラ:FUJIFILM X-Pro1
撮影レンズ:FUJIFILM XF23mmF2
粟島って初めて知りました。めっちゃいいですね!機会があれば私もカメラ持って行ってみたいです。
あまり世間には知られてない場所ですが、とても良い場所ですよ。僕も今回初めて行きましたが、また行きたいと思いました。ぜひカメラを持って歩いて欲しいです。