気になる話

FUJIFILMが好きな人は、ほぼ確実にスバルが好きだという話。カメラを車で例えてみた

「FUJIFILMのカメラを使っている人は、スバル乗りが多い」と感じたことはありませんか?

僕はFUJIFILMのカメラをメインで使っているFUJIFILMユーザーです。車は2台所有していますが、1台は外車、1台はスバルです。

僕だけではありません。FUJIFILMのカメラを持つ友人にもスバルを乗る人が何人もいます。ただの偶然でしょうか?

いいえ、その2つを結びつける理由が少なからず存在しています。

また、少し前に考えたのですが、カメラメーカーを車メーカーで例えるとどうなる?という話です。

国産メーカーのカメラは今や世界中で人気があります。国産の車も同じく世界中いたるところで走っています。

日本が誇る、カメラと車。案外コンセプトだったり、性能において似たりよったりのところがあるのではと思い、主要のカメラを車で例えてみました。

カメラメーカーを車メーカーで例える。

 

キャノン=トヨタ

種類が多く、クラス分けがしっかりされており誰でも選びやすくなっている。

広告も多く、どちらも国内シェアNo.1。海外でも多く使用されるブランドです。

ただし、どちらも万人受けを狙ったものばかりなので、シェアは多いですがこだわりが強い人からはそれほど選ばれないような気がします。

ものすごく良いとは言えないけれど、安定して良いという評価が多いです。野球で例えると、首位打者にはなれないけど、常に3割打つようなイメージでしょうか。うん、悪くないです。

ニコン=日産

これらはがっちりどっしりしていて硬派なイメージ。海外での売上も多くなっています。

自分が良いと思った商品を自信を持って出し、あとはユーザーが気に入ってくれるというスタンスでやっている感じです。品質には自信ありです。

PENTAX(リコー)=スズキ or ダイハツ

PENTAXとリコーを同じにして良いかとやや考えました。大衆受けをするような商品を多く出しているところが共通するかと思います。

リコーでいうとGR、スズキとダイハツでは軽自動車において、取り回しがきくといった点が近いところがあります。実際初心者から、プロまでGRを使う人は非常に多いですし、軽自動車は便利で誰でも使えますよね。

SONY=ホンダ

全体に見る販売数はトップには及ばないあたりでうろうろしてる感じです。ホンダはバイクからの参入、SONYは家電製品から来ているので、その辺りも似たものを感じます。

ホンダの歴代社長は技術系出身、というホンダの創始者の本田宗一郎氏の信念があります。ホンダの車には高い技術力を感じます。SONYにおいても、フルサイズミラーレスなど一歩先を行く力が見られますね。

オリンパス=マツダ

デザインが独創的で、種類もマニアックなモデルがあります。

マツダのSKYACTIVEという技術、オリンパスは代名詞とも言えるミラーレス機が非常に有名です。なんども経営危機にさらされたことも共通しています。

オリンパスのPENシリーズやマツダのデミオ、ベリーサなど女性にも受け入れやすいブランドという印象もあります。

パナソニック=三菱

三菱は、日産、ルノーらと提携をして改善をしてきました。パナソニックのレンズのマイクロフォーサーズのものはオリンパスなどと共用して使えます。他のブランドとの提携、協力といった点で近いものを感じます。

また三菱はパジェロ、ランエボといった後々に受け継がれていく技術となる車種、パナソニックは世界最小のミラーレスを発売したり、動画に特化したカメラなど、独自の技術をいかんなく発揮しています。

FUJIFILM=スバル

本題はここから。これが今日1番書きたかった部分です。

考えてみたら、自分がメインで使用しているだけに他のメーカーよりもたくさん出てきたので以下に示していきます。

FUJIFILMユーザーにスバル乗りが多い理由(共通点)

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会社名

富士フイルム株式会社と、株式会社SUBARU。

2017年の4月に会社名が変更になりましたが、その前まで富士重工業株式会社。「富士フイルム」と「富士重工業」、どちらも富士ですね。

富士が付く名前の会社でもグループ会社というわけではありません。しかし、日本の伝統的な会社は「大日本」「桜」「富士」という名前がついています。富士がついていることから、どちらも昔からある伝統的な大きな会社なのです。

確実な性能、画質

スバルは走りが良い一般的に言われます。FUJIFILMは画質が良いと言われます。

その性能の面で同じ雰囲気や方向性を感じます。画質が良いということはセンサーが良い、走りが良いということはエンジンが良いということで、どちらにも強いこだわりを感じるところに好感が持てます。

立ち位置

スバルもFUJIFILMも2017年の国内シェアはランキングを見てみると5、6位あたり。トップには到底追いつかないという売上です。

シェアが多いカメラはもちろん作りが良いのが条件ですが、万人受けを狙ったものも多いのも事実です。

これらの2つはどちらも全員に受け入れられるように作ったというよりは、コアなファンに受け入れられるような質や使い方ができるような共通点があります。一言でいうと「渋い」ブランドとも言えるかと思います。

独自性

スバルには水平対向エンジンや四駆駆動にこだわった独自技術があります。FUJIFILMにはフィルム時代から培われた画像の色味、高感度にも強い画質、高性能なフィルムシミュレーションという技術があります。

どちらも他にはない技術で、会社のやる気を感じます。これからも独自の開発を進めていくと考えると、ずっと使い続けたいと思うブランドです。

まとめ

FUJIFILMとスバルの共通点を挙げると、非常に多くのことがありました。このようなことから、FUJIFILMユーザーはスバル乗りが多いという訳も理解できます。

その他も似たような ブランドがあるということを示しました。いろいろ考えてみると、改めて日本のもの作りのレベルの高さを実感しました。

この日本という小さな島国にこれだけの産業があることは本当にすごいことです。海外のブランドも良いものもたくさんありますが、せっかく日本にいるんだから、大事にして使っていきたいと思います。

また、カメラを迷っている人にカメラのオススメを聞かれたら、とりあえず何の車に乗っているかを確認して、共通点があるカメラのメーカーをオススメしておけば間違いないと思います。

スバルの車に乗っている人にはぜひFUJIFILMをオススメしておきましょう。

番外編

ライカ=ポルシェ

同じドイツで生まれその分野をリードしてきたそれぞれのブランド。特にM型ライカ、911には似たような雰囲気を感じます。カメラ好きなら一度は憧れるライカ、車好きを唸らせるほどのポルシェの走り、デザイン。

やはりそれぞれの国には同じようなものづくりの精神が根付いているのだと考えさせられます。

スウェーデンが生んだボルボ、ハッセルブラッドにおいて同じです。

こういうことを考えていると実におもしろいばかりです。

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