写真

写真を撮るには夏がイイ!ってことで夏に撮影した写真を公開する

花火の写真

夏は写真に一番適した季節です。

というより、僕自身の経験でそう思います。

一番の理由は太陽の明るさ。他の季節よりも太陽がギラギラ明るく光っているような気がして、その光を写真にうまく活かせるからです。

僕の中で、写真とは「光と影を操る」もの。

太陽や照明の光を取り込み、その明るさは撮影者の腕次第で綺麗に鮮やかに見せたり、またはパッとしない光へと変えます。

構図や、ピントなど様々な要素が関わってきますが、カメラで撮る写真として、第一に大切だと言えることが「光」なのかと思います。

夏は光の量が多い(気がする)ので、いい写真が撮れるし、その分難しいとも言えます。

僕の撮影は自分が良いと思った、もの、人、風景を撮るといったもので、完全に自己満足の写真です。

他人に評価されるのはもちろん嬉しいですが、まず写真を見るのは自分。自分が気に入った写真を選んで、世へ出して、それが最終的に他人から評価されるという流れです。

最初から他人受けのいい写真を選んでいては、写真撮影がつまらないものになってしまうので、あくまでも自分が好きな写真を撮り、出すといったことを意識してやっています。

前置きが長くなりましたが、今回は「夏」ということで写真を撮りました。

カメラは所有する4機+α で撮影しました。

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SONY NEX-C3   SONY E 18-55mm F3.5-5.6

夏と言えばセミです。セミの鳴き声なしには夏とは言えないものですよね。

木に抜け殻が付いているのをたまたま見つけたので思わず撮ってしまいました。何の工夫もなくただ見たままに撮った写真ですので、背景の色と重なり正直見づらいです。

もう少し考えれば、背景を白っぽい場所にしようとか、木と被らないように真横から撮ろうとかなったはずです。しかし思ったまま撮り、後から「もっとこうしたら」と考えられるのがスナップ写真の良いところでもあります。

実際にこの写真も撮った後に振り返って考えたので、撮った時の様子が鮮明に思い出されます。

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FUJIFILM X-Pro1   XF23mm F2.0

山形県で食べたイチゴのかき氷。イチゴのかき氷なんていつぶりなものか。

小学生の時ぐらいでしょうかね。暑い日の夏祭りで友達と一緒に食べたのを思い出しました。夏には思い出がたくさんありますね。

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Panasinic DMC-GM1   LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6

山形県の花笠祭りでの一枚。

花笠祭りは山形県民の情熱を感じる、一番好きな祭りです。僕は山形県民ではありませんが、毎年参加したいと思える祭りです。

この浴衣の青と黄色の色が鮮やかでとてもよかったです。

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PENTAX K-5   Tamron XR DiII 18-200mm F3.5-6.3

花火会場へ行こうと自転車で走っている時に出会った日本海の夕日。水平線の向こうにはくっきりと佐渡が見えます。

太陽が海に反射して描く太陽のラインが綺麗で、写真を撮った後は日が沈むまでじっとその場で眺めていました。上部の電線が少し邪魔ですがそんなことは全く気にならないほどの夕日でした

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NIKON F3   Nikkor Ai 50mm F2 

ここから3枚はフィルムカメラで撮った写真です。

流しそうめんは、見ても食べても涼しげで暑い夏の日にぴったり。何倍でも食べられる感じでした。

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NIKON F3   Nikkor Ai 50mm F2

新潟県村上市の笹川流れ。流れが非常に穏やかで、綺麗な海岸として有名です。夏は海水浴、冬は美味しい海の食べ物、それ以外はドライブに最適な海岸です。

いやー、それにしてもこの日は暑かった。

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NIKON F3   Nikkor Ai 50mm F2

フィルム写真らしい一枚です。細かな波の様子、水面に映った光。

デジタルのようなキレはないけれど、それぞれの物質の素材感や表情がしっかりと伝わってきます。やや露出を落として、夕暮れ時の哀愁漂う写真です。

こういう写真がフィルム写真ならではで僕がフィルムを好きな理由です。

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Panasinic DMC-GM1   LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6

花火に一人で行くならまだしも、女性と行く時に三脚は少し気が引けるので、超小型ミラーレスで手持ち撮影をしました。シャッタースピードをそれほど落とさず、感度を上げてもしっかり写ってくれています。

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Panasinic DMC-GM1   LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6

違った視点から。これは新潟県の長岡花火のフィナーレである「フェニックス」

何度も見に行きましたが、毎回感動させられる花火大会です。

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FUJIFILM X-Pro1   XF23mm F2.0

夏というよりは、初夏というべきなのですが6月に行われた凧合戦です。

青空に堂々と挙がる大凧は、圧巻の光景です。

この町の人々は凧合戦の時期をずっと楽しみにして、命をかける勢いで凧を挙げるのです。僕にとっての毎年初夏の風物詩になりました。

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FUJIFILM X-Pro1   XF23mm F2.0

日本一海に近い駅の「青海川駅」です。夕日が沈む時間を狙ってきましたが、少しだけ曇っていました。ちょうど電車がきたので一枚。

電車を撮ることは得意でもないし、好きでもないので、あまりこだわりなくなんとなーく撮りました。

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FUJIFILM X-Pro1   XF23mm F2.0

東尋坊に行った時の写真。水が透き通っていてとても綺麗な海でした。

海というのは季節によって表情を変えてくれるのが良いですよね。また違う季節に行ったら違った色をしているのかもしれません。

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PENTAX K-5   Tamron XR DiII 18-200mm F3.5-6.3

最後に、海の近くで働く車。

テトラポッドを運んでいるのでしょうか。立派な機械です。夕日が沈み、空の色と雲とのグラデーションもいい色です。

ただ夕日が写っただけの写真はそこらじゅうにたくさんあります。誰がどこから見ても夕日。綺麗だなというだけの感想で終わるかもしれません。

しかし、その夕日に何か別の被写体を合わせることで、自分だけのもの、というかオリジナリティの溢れた写真に変わります。

夕日がメインでなくてもいいのです。他のものを生かすサブとしての夕日もとてもいいものだと僕は思います。

いかがだったでしょうか。

夏はいい季節だなと感じてもらえましたか?

何も特別なものが無くたっていいんです。ただ海や空を自分が感じたままに撮ると夏らしさが出てくるものです。他の人の評価を気にせず撮ると自分らしさが出てきます。

夏は気が付くと始まっていて、気が付く間も無く過ぎ去っていきます。

夏の写真は今この瞬間しか撮れないので、ハッと思った人は今すぐ写真を撮りにいきましょう。

夏らしく、自分らしく。

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