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毎日持ち歩こう!写真家が選ぶ、サブカメラにおすすめなカメラ 6選【高画質】

写真を趣味とする人にとって、1つは持っておきたい「サブカメラ」
これがあるのとないのでは、シャッターチャンスに出会っていい写真を撮れる確率が大幅に変わります。いい場面に出会えてもカメラを持ち合わせていなくて写真が撮れなかった経験、ありませんか?
偶然が生んだ写真ほど素晴らしいものはありませんそのチャンスをできる限り生かすためにも、常にカメラを持ち歩いていたいものですね。

今日はサブカメラに焦点を当てて、僕が考える選ぶ上で大事なことと実際に自信を持っておすすめできるカメラを紹介していきます。

必要な条件

技術が進んだ今、カメラは数え切れないほどたくさんあるので、ある程度の条件をおさえておきたいです。ここで大事にしたい条件をあげてみます。

持ち運びたくなる大きさ、重さ

僕はこれが一番重要と考えます。

ほとんどのサブカメラを買う目的は、メインが大きく重く持ち運びがしづらいので、小さいカメラで気軽に持ち運ぶということ。ですから何がなんでもこの条件は必要です。
さらにいえば、コートのポケットに収まったり、バッグの小ポケットにも入るような大きさ、つまりポケットカメラであるとなお良いものとなります。
持ち運びに特化したカメラ。これがまさにサブカメラです。

メインカメラとの兼ね合い

メインカメラとレンズを共用できれば一番いいです。つまりはメーカーを揃えるということです。
センサーサイズが異なるなどして、メインとマウントが異なれば、共用できないこともありますが、メインカメラのレンズと同じく使えるサブカメラがあるなら共用したいものです。さらには同じメーカーなら使い方も似たところがあるので、その点も良いです。
コンデジなどをサブとして使う場合は、レンズ交換ができないので何のメーカーでも変わりませんが。

 高感度に強い

シャッターチャンスは夜にでも急にやってきます。三脚を常に持ち運ぶ人は少ないと思うので、手持ちでの撮影になります。その時に必要になるのが感度を上げて撮影してもノイズが乗りにくく、くっきりシャープに写ること。
夜に綺麗に撮れる喜びは大きです。高感度に強いことは大事な条件の一つです。

もちろん画質

メインに劣るとも画質が良いことも大事ですね。画質を考えないならスマホで十分です。常に持ち歩いていますし。

今やサブカメラでもメインとしても十分機能するような画質のカメラ、またはコンデジも多くあります。そのような高画質でコンパクトなカメラをおすすめとして選んでみました。

サブカメラから買うのはあり?

メインもサブも関係なしに、カメラを買いたいという人。
そのような人が、例えばフルサイズなど高画質でメインとなるカメラから買うのか、サブカメラぐらいの小さくてコンパクトなカメラから買ってメインへとステップアップしていくのか、どちらがいいかという問題です。

メインとなるカメラを先に買うと、持ち運びが億劫になり絶対にサブカメラが欲しくなります。
小さい持ち運びに適したカメラを買うと、画質面でさらなる高みを目指して最高級のメインカメラを買いたくなります。

どのようなカメラを買っても、もう一台のカメラが欲しくなるのがカメラを趣味とする人の宿命です。最初にサブを買おうがメインを買おうが、結局次なるカメラを探す旅へと出るものなのです。

不思議なことに誰でもレンズの欲求、カメラの欲求はいつまで経っても尽きることがないことが多いようです。実際僕もメインカメラ、サブカメラがあるけれど欲しいカメラはたくさんあるというのが現状です。

つまりこの問の答えとしては、どちらからでもいい!」ということです。
今欲しいカメラを買いましょう。

おすすめ機種

コンデジ、ミラーレス、フィルムの3ジャンルでおすすめの機種を紹介していきたいと思います。
なお、おすすめするカメラは僕が持っているものや、実際に所有したいと思うものだけなので、自信を持っておすすめできる厳選した6つのカメラです。

GRII

コンデジ部門から人気があるこのカメラ。
レンズ沈胴式で、軽く小さくなるボディも人気の秘密です。このコンパクトながらセンサーがAPS-Cというサイズなのが驚きです。

画質、持ち運びともに申し分ない作りです。
よく見させてもらってる「記憶カメラ」というブログがあるのですが、この筆者はGRをよく使用して写真を撮っています。
カバンの中には常にGRと、コニカのC35というフィルムカメラを入れていて、撮りたいと思った時にすぐに取り出して撮るようです。まさに僕が思う最高のサブカメラの使い方です。

2019年にGRの最新機種「GRIII」が発売になりました。

X100F

こちらもレンズ固定式のコンデジです。しかしながら、ただのコンデジとは呼んで欲しくないですし、そう呼ぶには怖れ多いカメラです。もし呼ぶなら超最高級コンデジでしょうか。
なんとその値段が13万円。(現在は10万円前後で買えるようです)軽く他のFUJIFILMのミラーレスとかが買える値段です。しかし出てきた写真を見るとその値段を納得させざるを得ないんです。

X-Pro や X-T2 というFUJIFILMのフラッグシップ機と同じセンサーサイズで、画質も同じだけのものがあります。本当にその画質にびっくりすると思いますよ。気になる方は「X100F 作例」で検索してみてください。

固定のレンズは、35mmF2という明るくて、寄れて、ボケての最高のレンズです。どうせレンズ交換はなしで単焦点1本で持ち運びたいのですから、このカメラがぴったりなサブカメラのような気がします。

デザインにおいても、こだわり抜いて作ったFUJIFILMの情熱が伝わってくるような気がします。クラシックながら、現代的なクールな面も持つ、最高のデザインだと僕は感じます。現物をじっと見てみてください。惚れ込んでしまうと思います。

実は僕、今現在このカメラを買おうか悩んでいるところです。
でも、13万円ならレンズ2本買えそうだしなぁ…。悩みは深まるばかりです。

M6

画質、使い勝手ともに定評があるカメラ。この画質のわりに大きさがコンパクトです。
CanonのMシリーズは、Mから始まり、M2、M3、M10、M5、M6、M100、Kiss Mと進化を続けています。これだけの一大シリーズとなっているわけですから、何も心配も要りません。

これらのグループ分けとしては

初級…M、M2、M10、M100、Kiss M
中級…M3、M6
上級…M5

となっています。M6はこの中で、ハイアマチュアクラスの機種というわけで、一番適した層が広くなっています。

特徴は、超高速なAF、連写速度があり、上下方向に動き様々な角度で撮影できる液晶があります。メインがCanonの人は、使いやすさ、撮った写真ともにきっと納得のいくカメラになるでしょう。
一言で表すと万能なカメラです。どんな場所でも場面でも、困ることなく普通以上の良い写真を写してくれます。

現在は後継機はCanonがフルサイズミラーレス「R」に力を入れているのか、後継機は出ていません。

GM1・GM5

僕が実際に所有していたカメラGM1。
世界最小のミラーレスだけあって、とにかく小さいです。そのサイズは男性の手のひらサイズで、スマホよりも小さいのですが、撮れる写真はなかなかのものです。高感度にも強く、僕は夜の手持ち撮影でたくさんの恩恵を受けています。
とにかく小ささを求める人であれば、このカメラを選ぶのが最適です。びっくりするぐらい小さいですから。

画質大きさともにとても良いカメラだったのですがたった1つ、気になる点があって現在手放してしまいました。それがファインダーが無いこと。個人的にはいくらサブカメラでもファインダーが無いと気分が乗らないので、ファインダーは必須条件ということに気付きました。

この小ささでファインダーが欲しい!という人のためにGM5というモデルがあります。ファインダーと液晶の両方使いで非常に優れたカメラです。こっちにしておけば今頃僕のサブカメラになっていたかもしれません。

Leica CL

続いてはフィルムカメラ。フィルムをメインで使ってそのサブにも良いし、メインのデジタル加え、フィルムで世界観を写したい時、小さいこのようなカメラがカバンやポケットに入ってると重宝します。

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引用 : https://www.kenko-tokina.co.jp/konicaminolta/support/manual/ls/clj0.pdf

どうですか?かっこいいでしょう?
このCLというカメラには、「ライカのCL」というモデルと、ライカとミノルタがコラボした「ライツミノルタのCL」というモデルがあります。その2つの違いは、表のロゴだけで、どちらの性能も一緒です。ただライカブランドというだけあってライカの名前が入っていると高額になるので、おすすめは少し安いライツミノルタのCLです。

レンズは交換式でライカMシリーズのレンズを使えるので、ライカ好きにはぴったりです。もちろん新品は無く、中古だけになるので、良い個体を見つけるのは少し大変かもしれません。しかし様々な中古カメラのサイトや中古カメラ屋さんを見てみると、結構な数が出回っているので、良いのに出会えるかもしれませんよ。

ローライ35s

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引用 : https://koujiyacamera.hamazo.tv/e944261.htm

このフィルムカメラの良さは小ささと、この可愛らしいデザインです。先ほどのGM1ぐらいもしくはそれより小さくて、本当にフィルムが入るの?と思うような大きさです。フィルムが収まるギリギリの隙間があって、そこに入れます。
上面の回すリングを前面に設置し、レンズを沈胴式にして最大限に効率よく小型化をしています。

写真の画質もフィルムらしい、やや粒状がかった綺麗な画でした。このおもちゃのような小さなカメラから出てきた写真とは思えないぐらいの良い出来です。
少し前に、あるアニメで主人公が使用していたことから話題になり、人気がある35シリーズのカメラ。僕も常にカバンに忍ばせて使用してみたいカメラの1つです。

 一体どれを買えばいいの?

僕の選んだ 6選、いかがだったでしょうか。ジャンルが分かれているので自分の状況に合わせて選ぶのが良いと思います。

・メインとしてCanonを使用している人であれば、M6がおすすめ。

・OLYMPUSやLUMIXを使用している人は絶対にGM5がいいです。

・デザイン性に強くこだわるならX100F、画質にこだわる人も間違いなくX100Fです。

・フィルムで日常を表現したい人はCLがいいでしょう。デジタルとフィルムの両方使いもなかなか良いものです。

・大きさだけをとにかく求めればローライ35sを選びましょう。

・メーカーをこだわらない人にはGRIIを選ぶと間違いなしです。使いやすさと大きさ、画質のバランスが優れています。

このようにメインカメラとの兼ね合いやこだわるポイントによって使い分けられれば納得のいくサブカメラになるのかと思います。

最後に

状況によって選ぶカメラはたくさんあるので、参考にしてみてください。
僕が一番欲しいのはやはり、FUJIFILMのX100Fなのですが、サブカメラとしてはなにせ高額です。きっと買うとしても当分先のことになることだと思います。

サブカメラは結局のところ、持ち運ぶことが一番大事かと思います。
決定的瞬間をできるだけたくさん写真に収めらるように、常に一緒にいる良いパートナーとなるサブカメラ選びをしてみてみてください。

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