日本にはカメラメーカーがたくさんあります。
日本のカメラは素晴らしく、名実ともに最高と称されるメーカー「ライカ」の50万円するカメラ程度のクオリティが日本メーカーでは半分、いや5分の1程度の価格で買えてしまいます。
ライカのそのデザインの秀逸さ、他と一線を画する描出はどこも真似できませんが、とにかくMADE IN JAPANの技術はすごいものです。
(※ 作られている産地はJAPANではないこともある)
どのメーカーも技術的に一流と呼ばれるものばかり生産しています。
その性能は微妙に異なっていて、操作性や画質に合わせてユーザーのタイプも異なっています。
今日は日本の主流カメラメーカーごとのイメージを、一般に言われている事と僕が感じている事とをまとめてみました。
Contents
僕のカメラ遍歴
各メーカーのカメラのイメージの前に、僕の個人的なカメラのメーカー使用歴を書いてみます。こうしてまとめて見ると結構いろんなカメラメーカーを使っていることが分かります。
ちなみにカメラを初めて買ったのが約12年前で、本格的に始めたのが6、7年前といったところです。
Canon
↓
PENTAX
↓
LUMIX
↓
SONY
↓
Nikon
↓
FUJIFILM
↓
RICHO
このような感じ。
メーカーだけを書いたので、その中にはコンデジも、一眼も、ミラーレスもあります。同じメーカーで複数台もありますし、所有してすぐに手放してしまったものや、今も使用しているものもあります。
現在はFUJIFILMのミラーレスと、Nikonのフィルムというかたちで落ち着いてるところです。
国産カメラメーカーのイメージ
そのメーカーを使っている人に失礼になることを書くかもしれませんが、ズバズバと本音を書かせてもらいます。
Canon
日本のカメラ界の王道。国内シェアNo.1で誰でも扱える操作性とデザイン。
カメラは全体的に丸みを帯びており、Nikonやその他メーカーと比べると柔らかいイメージです。
Canonを持っている人を見てみると、「カメラと言ったらCanon」と考えている初心者か、本当にCanonを愛するようなハイレベルな人かです。
ほとんどの場合前者のような気がします。
人を撮ったり、動物を撮ったり、動くものに強いという感じがします。
PENTAX
堅実なイメージです。よく言われるのはコスパに優れていること。
僕がPENTAXを使用していたのは、価格がこなれていることと、ネット上での評判がすごく良いことです。
また緑や青といった濃い色の描写が良いとも言われます。
カメラを初めて買うような人は馴染みのないメーカーで、これを買うのは、評判を事前に入念に調べて買う人や、ややカメラの知識がある人、それかおじさん、です。
実際に使用してみたら、やはり評判通りに綺麗な風景が撮れますし、不満はあまりみられませんでした。ただ、ネームバリューや、カメラを持つ上でプライドがある人なら違うメーカーを選んだ方が無難です。
あとは奇抜な、需要があるのかないのか分からないデザインを作っているなど未だ謎が多いです。
( ※ ここではPENTAXとRICHOを分けて書きました)
LUMIX
写真というよりは動画撮影が優れているメーカーです。一流家電メーカーであるように名前はありますが、カメラとしての評価はまだまだこれからという感じです。
様々な特徴からデザイナーや、動画を撮る人にも多く使われ、少しおしゃれなカメラという僕のイメージです。
ここ最近よくなってきたかなと感じるメーカーなので、これからもっと発展していくかもしれません。
SONY
おそらく1.2を争う急上昇カメラメーカー。独自の技術でファンを増やしつつあり、フルサイズミラーレスはその象徴です。
デザインはカメラというよりは、デジタルな家電と思わせられるもので、僕は好きになれません。
このデザインでなければ使用する可能性もありました。他にもそういう人はたくさんいることだと思います。
風景写真家に使用者が多く、画質と軽さだけでいうとハイレベルです。
Nikon
Canonと同じく日本を引っ張るカメラメーカーですが、Canonの柔らかいイメージとは異なり、お堅いイメージです。
以前、Nikonの新機種を宣伝するキャンペーンで32人の写真家のうち、その全員が男性というのが話題になりました。
Nikonは 男性専用なの?性差別じゃないの? とネット上で騒がれました。
確かに、メーカーが男性だけを起用するように、使用者のほとんどは男性のような気がします。(もちろん女性にも愛用者は多いです)
女性で上位クラスのモデルを使っているとおぉ!ってなります。
実際の画質以上にスペックにとことんこだわって、カメラにお金をかけることを厭わない人が好んで使用しているイメージがあります。
かと言って画質が価格に見合わないわけではなく最高クラスの写真も撮れるカメラを作っていると思います。
FUJIFILM
このメーカーもSONYと同じようにここ数年の急上昇メーカーです。
よく画質が良いと言われるように、撮って現像、レタッチしなくても高品質の画像が撮れるカメラ。
特に色が鮮やかに描かれ、実際よりも印象的な写真になるのが特徴です。
(それに比べてNikonなどは実際の色合に近く描かれ、よく言えば忠実、悪く言えば味気ない写真ができます)
デザイン性がカメラ界イチではないかと僕は感じます。
重厚感があり、細部にもこだわった作りが、フィルム時代から続くカメラらしさを強調して、そのルックスに惹かれて使用している人も多いと聞きます。
画質ももちろん、様々なこだわりが凝縮されたメーカーです。
RICHO
あまり表には出ませんが、影で頑張っているメーカーというイメージです。
本格的に写真を撮る人は使いませんが、アマチュアからハイアマチュアまでが絶賛する、これもネット上で評判の高いメーカーです。
すべてが軽快に持ち運べるカメラで、手軽さで使用するならもってこいです。
ただ、メインにするには決して良いカメラであるとは思わないのが僕の感想です。
OLYMPUS
名が知れたCanonやNikonに追い付け、追い越せと頑張っているメーカー。分野は異なりますが、結果はまだまだという感じです
よく見る使用者は、軽さと画質のバランスを求めてカメラを買った初心者、または女子です。
ややクラシックなカメラらしいデザインと、可愛いデザインのシリーズがあり、多くの層を狙っているメーカーな気がします。
デザインも画質も決して悪くなく、ものすごく良くもなく無難なカメラで良いのですが、レベルが上がってくると少し物足りなくなるかもしれません。
まとめ
各メーカーのイメージを書きました。
使用したことのあるメーカーも、使用したことのないメーカーも書いてますので少し贔屓目になっているかもしれませんが、できるだけ良い事も悪い事も書いているつもりです。
使用するカメラメーカーと車メーカーに相関もありそうなので、今度はデータを取りながら研究的に調べてみようと思います。
今日は日本のカメラメーカーの上位数メーカーだけをあげました。
その他にもコダックや、コニカミノルタ、シグマなどなどたくさんあります。数えると100近くあるらしいです。
それぞれ考えてみるとやはり、国産カメラは近いところがあるようで、実は特徴が様々なんだと感じされられます。
例えば画質について。少し書きましたが、風景そのものを忠実に表現できるNikonと、やや誇張して表現するCanon。これだけでも目で見ると結構な差があります。
それがカメラの面白さでもあるのかなぁと思います。
あと一言だけ
ちなみに僕が現在一番好んで使用しているメーカーはFUJIFILMです。
何種類かのメーカーを使ってきましたが、ダントツオススメです。初心者、上級者問わずに誰にでもオススメです。
理由は簡単。おしゃれなデザインと画質で、撮る事が楽しくなるカメラだから。