「2017年のベストショット」と題して僕が撮った写真から、僕が選ぶ好きな写真を公開していこうと思います。
なぜ2018年ではなく今更2017年かというと、もちろん2018年もこれからやります。
しかしこのブログを始めたのが2017年の終わり頃で、2017年版はやらなかったことと、2018年に撮った写真ばかり公開していたのですが、2017年もみなさんに見てもらいたい良い写真はたくさんあるので、年が明けたらやろうと思っている「2018年ベストショット」の前に、2017年もいっそのことやってしまえという感じです。
2017年は、というといろいろな場所に行きました。大好きな海外にも何度か行きましたし、国内でも良い風景にたくさん出会いました。
思い出そうとしてもあまり覚えていないのですが、写真を見てみるとその時の風景や感情が鮮明に思い出されます。
振り返ってみて改めて写真っていいなという気持ちになります。
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この記事を書くにあたって昔の写真を1枚1枚眺めていたら、今撮る写真とは違うなと感じました。何か違った視点で見えたりして自分が撮った写真ではないように見えるものもあります。たった1年でも生きている状況、感情によって撮る写真も少しずつ変わっているのだなと感じるところです。
それもまた面白いところで、写真は生涯撮り続けいていきたいなと感じる理由でもあります。
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浅草の店のお面、様々な表情が雰囲気を出しています。この写真はフィルムで撮ったスナップ写真で、フィルムだからこその粒状感も良い味が出ます。
昔から伝わる日本のお面が観光客にも人気のよう。まさに東京、江戸らしい1枚です。
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東京の美味しいスイートポテトの店の前での写真。
ショーウィンドウの前で眺めている人の影が写り、スイートポテトがピックアップされるような瞬間。
表面に塗られた卵黄のツヤが綺麗に映し出されて、最高に美味しそうです。この眺めている人もワクワクした気持ちなんだろうなと想像できますね。最高の瞬間を捉えたと思っています。
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盛岡で南部鉄器を作る職人さん。頭にはタオルを巻き、真剣な表情。伝統工芸を作る職人魂を感じられる1枚です。
個人的に盛岡市や南部鉄器にも思い入れがあるので、数多く撮った盛岡市の写真は良い思い出が詰まっています。また行きたいなぁ…
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青空とチューリップの良い色が出ています。
あまり花を撮るということはないのですが、この日は仕事があまりうまくいかなかった週の土曜日、天気が良かったので道の駅をぶらぶらしに行きました。ものすごく気持ちが良くて、良い風景にも出会えて仕事のこともすっかり忘れてしまいました。
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着物を着た後ろ姿。足早に歩く女性は料亭に向かっているのでしょうか。
スナップ写真は想像力が豊かになる写真だと思います。自分が伝えたい光景と、見る人が感じる光景。もしもそれが違っていても良いじゃないか、ゆっくり写真を眺めながらお酒でも飲みたいですね。
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工場夜景も撮ります。
昼も夜も関係なく人々が暮らしていくためのモノを作る工場。ここがあるから生きていける、豊かになる。工場に感謝です。
真っ暗な空に光る煌びやかな灯りがSFのような世界観を作り出しています。今度は違う季節に行ってみよう!
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朝の霧が雰囲気を出しています。休日にちょっと早く起きて写真を撮りに行くといい風景に出会えるので、休みの日は早く起きよう…と思いますが、なかなか起きられない日々。
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田舎の秋は美しかったです。苔が生えた階段も良いし、そこから進むと一面生い茂った竹藪が広がっているし、田舎で写真を撮るのは面白い!
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あえてピンボケの1枚。田舎道で車から降りたら、あまりにも眩しくて夕日が綺麗で、目を開けてられませんでした。その時見えた風景は多分こんな感じだったでしょう。
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透き通った湖の水面に映る木々の緑色。これはFUJIFILMのカメラで撮ったのですが、やはり自然の色が良い色を出しますね。
もちろん最近はRAW現像はしていますが、良い写真は元の色があってのこと。FUJIFILM、これだからやめられない。
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夕暮れ時の日本で一番海に近い駅。日が沈んでからもずっとこの場所で海を見ていました。
自然と心が無になれるいい場所です。
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珍しい雪花火。夏の花火も良いけれど、冬の花火もとても良いものでしたよ。
雪に埋められた色とりどりの光が真っ暗な夜を明るくしていました。また今年も行きたい..
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足尾銅山の内部。2017年は歴史ある場所に行くことが多かったような。事前に勉強して、実際に見て感じて写真を撮る。
教科書で学ぶだけでは分からないことも多くありました。
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これも足尾銅山の近くの廃墟。この時はモノクロにはまっていてモノクロばっかで撮っていたような。
カラーとモノクロでは印象が全く変わるんですよね。
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台湾の美麗島駅。この写真は何度か記事にしました。構図を変え何枚も何枚も撮ったので自分になりに深い写真です。
高雄を訪れる時は必ずここに来て見上げています。
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暗い夜市を照らす赤提灯が印象的な1枚。この写真も台湾らしさ、そしてアジアらしさを表しているのではないかと思います。
モノクロで撮影して赤が目についたので、赤だけグッとあげてみました。
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夕暮れの海岸。椰子の木と何人かの人がシルエットになって南国で遊ぶ人の姿と、夏が終わるようなちょっと寂しげな空気感が表されています。
これも台湾なのですが、僕の好きな場所「旗津」オススメです。
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一面人、そして人。週末に日光に行ったら溢れるぐらいの人でした。
非常に多くの人を撮る時、モノクロで撮ったら人の暖かさが消え、我先にと進む人間の利己心のようなものが感じられる写真になりました。そういった表現も自分の感情が表れていると思うので大事にしていきたいです。
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周囲の暗い様子の中に赤い彼岸花が際立っています。
この日はお墓参り。天国の人もきっと見とれているでしょう。
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水が入った田んぼに日の出が映る絶景を見に行くため、暗いうちから山登り。
田んぼはこの時期が一番良いですね。ほんのわずかな水が入っている時期。毎年登って見たい風景です。
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僕の2017年、いかがだったでしょうか。
ベストショットと言うには申し訳ないような写真もありますが、僕が好きで自画自賛している写真たちです。いつも考えてるのは写真は時間を切り取るもの。写真があるからこそ記憶が鮮明になるし、その記憶によって人生が豊かになる。写真やカメラをそんな使い方をしていけたらいいなと思います。
2018年も残り3ヶ月、最後まで写真は撮り続けていきますよ。「2018年のベストショット」もお楽しみに。
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