過去に台湾写真旅と題して記事を3つ書きましたが、紹介した写真はまだあります。
写真が多すぎると思うかもしれませんが、台湾の良さと雰囲気を伝えるためには、どんなに的確な言葉よりも、写真の方が良いと思うのでたくさん載せています。
少しでも、僕の写真観とともに台湾の空気が伝われば、写真旅の目的は一つ達成されると思っています。
台湾といえば『美食』
台湾には美味しい、食べ物や飲み物も多くあります。
それ目当てに台湾に行っても後悔することはありません。
台湾といえばマンゴー。
「高雄婆婆冰」という店。
日差しで暑くなった体にかき氷は良いです〜
次の目的地へ
お腹も満たされて涼んだところで、次の場所へと向かいます。
次の場所こそがこの日の一番の目的。
MRT、徒歩と、フェリーを使って行きます。
黄色いタクシーが可愛い。ただし可愛さに騙されることなかれ。
台湾のタクシーは、とんでもない猛スピードで走るのです。初めてだとびっくりするかもしれません。
路地裏も最高の撮影スポット。
その国の国柄が出るので、路地裏スナップが好きです。
バスもたくさん走っていますよ。
しかしバスは全力で手を振らないとバス停でも停まってくれないので、気をつけましょう。
海のにおいがしてきた
しばらく歩くとそこには突然、海と船。
綺麗な港町が顔を現しました。
海沿いをゆっくり歩いて、さらに綺麗な場所を目指します。
橋の上からの眺めは良い。
ヤシの木があるだけで一気に南国感が増します。
フェリーに揺られて
海に来たら、次はフェリーに乗ります。
フェリーは一日に何度も運行しているので、時間の心配はなさそうです。
海と青空に台湾の国旗が揺れています。
遠くに見えるのが高雄85ビル。
他のビルや建物と比べても、やはり高いですね〜
乗ること数分、あっという間に目的地に到着です。
このフェリーはバイクや自転車のまま1階に乗り込めます。
どれだけの人が入るんだ!というほどバイクの人が次から次へと出てきます。
中は排気ガスがすごそう…
旗津、到了
到着したのは「旗津」という場所。
老街という昔ながらの道が続いており観光客は、海の食べ物や、景色を求めとたくさんやって来ます。
何回言っても素晴らしい場所の一つです。
とても暑いのでタピオカミルクティーで乾杯。
「50嵐」というドリンク屋は台湾全土、コンビニぐらい頻繁に見る店。
種類が豊富でよく飲みます。もう飲み慣れた味になりました。
海鮮の店が多く並んでいます。
店の前には生き生きとした魚。
調理法を決めて、作ってもらうという食べ方が一般的です。
イカ焼きの店。
甘辛く味付けしてくれて、最高に美味しいです。
『旗津といえばイカ!』というほどここではイカが有名です。
イカ以外の店では、イカは食べたの?などと聞かれます。
うずらの卵。
どの店でも店員は気軽に話しかけてきます。僕自身の中国語は全然上手でないのですが、旅の醍醐味は現地の人とのコミュニケーションにあると思っているので、いつも少し頑張って話してみます。
案外伝わるものだなぁと感じます。
これこそが旗津、これこそが高雄。
ちょうど夕方の太陽が落ちて来た時、最高の光景は訪れました。
太陽がゆっくりと水平線に沈んでいきます。
やや雲が広がる空は、太陽がくっきりは見えませんが、それがまたいい感じに。
日本からは近いようで遠い台湾、高雄の海。
かつては日本の植民地だったり、中台戦争、太平洋戦争などがありましたが、海を見ている限りは、全てが平和で何事も無かったかのように見えてきます。
いろんなことを考えさせらる海。
ベトナムや、香港の人も同じ海を見ているのでしょうか。
この風景を見て思わず
「ここはハワイか!?」
と言ってしまいました。
ハワイには行ったことがありませんが、ハワイを感じさせる景色なのです。
よくハワイをイメージする写真にヤシの木とビーチがあるように、日本人が想像する一般的なハワイに近いようなものがここでは見られました。
あまりの美しさに、しばらくそこをを動けませんでした。
近くに座っていた女性は、その景色の美しさからなのか、思いが巡ったからのか、涙を流してじっと見つめていました。涙を流すほどの光景ってなかなか出会えないですよね。
それほど美しくて、素晴らしい場所なんだと感じました。
しばらくして日が完全に沈むと、その女性はすっきりしたような顔で海とは反対の方に歩いて帰って行きました。
この場所にこの夕焼けの時間に行ったのは初めてで、今まではこれほど綺麗だと気づきませんでした。
何度行っても、新しい発見があるものです。だからこそ台湾に限らず、旅とは良いものですね。
本当に素晴らしい風景でした。ハワイの風景は見たことがないので、ハワイの方が綺麗かもしれませんが、もしかしたら高雄の方が綺麗なことがあるかもしれません。
河でも船に
海でフェリーに乗って夕日を見た後、今度は愛河でナイトクルージングです。
海と一味違った人口の光による綺麗な光景が見られます。
海と河があっての高雄と感じました。
夜に、動きながらの手持ち撮影には限界があり、なかなか素晴らしさを伝える写真は撮れませんが、非常に綺麗ですよ。
朝も良いけど、やっぱり夜も同じぐらい良い
夜市をハシゴして夜遅くにホテルに戻ります。
夜市というのは不思議な文化だと感じます。
日本で言う「お祭り」の屋台のようなものが、多くの数をなして一年中やっているのです。季節関係なく毎日毎日。
東京の原宿のような、ファッションの店が立ち並ぶ道も一本、道を入れば夜市があったりします。
巨大な夜市と夜市が二つくっついてできたものすごい夜市もあります。
その他にも様々な種類の夜市があって興味が深まるばかりです。
日本では決して考えられないような台湾独自の文化があって、それを当たり前にして人が暮らしていて、それを写真で撮って、考える。
なんて良い時間なのでしょうか。
前の記事で、台湾は朝こそが素晴らしいと書きましたが、やはり朝も夜もどっちも同じくらい素晴らしいです。
撮影カメラ:FUJIFILM X-Pro1
撮影レンズ:FUJIFILM XF23mmF2
この後もまだ続きます。