台湾写真旅も今日で第5弾。
そして今回がシリーズ最終回です。
写真を通して僕が大好きな台湾の素晴らしさや空気感を伝えるのはもちろんのこと、旅で写真を撮ることによってその時に目で見ただけでは気付かないことにも気付けたり、新たな発見をしたり、カメラで写真を撮ることの良さを他の人や自分でも再確認するためにやってきました。
結果として、旅を振り返り、自分の撮った写真を振り返り、いろんなことを考えました。一言で感想を述べると、「写真は考えれば考えるほど深い」ということでしょうか。
ですが、写真ではなく目で見ることの方が良いこともたくさんあります。
例えば、花火大会。
写真を撮ることに集中しすぎて、実際の素晴らしい花火の迫力を感じずに、ずっとファインダーを覗くだけではもったいないです。
目で光景を焼き付けることは、人から聞くことよりも、写真で見るよりもずっと自分の中に残っているでしょう。
しかしながら目で見ることに加えて写真を撮ることで、さらにその光景が鮮明に自分の中に残るでしょうし、多くの発見があるものです。
何を言いたいかというと、写真を撮ることに集中しすぎて目で見ないではもったいないし、目で見るだけで写真を撮らないのも、本当にもったいないということです。
つまり写真でも、自分の目でもしっかりと見て、その場所や風景をしっかり残すということのバランスが僕は大切だと思う、ということです。
台湾旅では、1000枚を超えるぐらい写真も多く撮ってきましたが、同じくらい自分の目で見て光景を焼き付けてきました。
今まで以上に「旅」というものが充実したものになりました。
写真は残すための、くっきりはっきりと見やすい写真から、良いと思ってもらうような写真(いわゆるインスタ映えするような写真)、自分の写真観やフィーリングで撮った写真まで様々載せています。
テーマも特に絞っていないので見にくいかもしれませんが。
今日も見てください。
それでは3日目のスタートです。
心地よい季節
バナナを食べて、一日が始まります。
前日に買った台湾バナナ。台湾バナナは日本で売っているバナナに比べて少し青い気がします。
家で追熟させて食べるのが普通なのかもしれません。
赤提灯は台湾らしい。
こういった台湾らしさを感じる写真を撮るのが非常に楽しい。
交通事情
どこへ行ってもバイクの数がすごい。
だからと言って車の数が少ないわけではなく、とても多い。
台湾は人口密度がものすごく高いのですね。
バイクの多さだけ、排気ガスのにおいもすごいです。
慣れてくると、これも含めて台湾なんだと感じるようになりました。
この日も美麗島駅を通ります。
前日の夜に行った「無老鍋」という有名な火鍋の店。
日本でいうしゃぶしゃぶか、すき焼きみたいな感じの鍋で香辛料で刺激的な味でした。
ビルの隙間からちらっと見える高雄85ビルがかっこいい。
高雄85ビルが大好きなので、いつか高雄85ビルの写真だけを集めた記事を書いてみたです。需要はなさそうだけど…
道路渡る野良犬。渡り慣れている様子です。
個人的に最高のスナップ写真。
そして今日も食べる、飲む
愛玉というレモンゼリーのようなものを飲んで、
ニラ餃子のようなものも食べます。
観光客向けの店も良いですが、地元民に愛されるような店の方が好き。
台湾の人に美味しい店を聞いていろんな店に行きました。
この日もタピオカミルクティー。「鮮茶道」という店。
いろんな店のタピオカミルクティーを飲み比べるのが台湾の楽しみの一つでもあります。
元祖「春水堂」は値は張りますが、やはり別格の美味しさでした。
この場所がたまらなく好き
一歩路地裏に入ると、薄暗い道が広がっていました。
イメージしたのは「千と千尋の神隠し」かスワロウテイルの「イエンタウン」
太陽の光が届かない場所で、豚や鶏の肉が吊るされて売られていて少し怖い印象でしたが店の人と話してみると、優しく気さくでした。
このように、観光では決して気付かないような、台湾っぽい少しドキドキするような場所が好きです。
自転車を飛ばして
この日も自転車を借りて、目的地に向かいます。
川を越えて
車がビュンビュンスピードを出して走る道を通って
着きました「木侖」というナッツの店。
店のお母さん達が、目にも留まらぬ速さでナッツを切って箱に詰めていく。
焼きたてのナッツの香りで、見ているだけで幸せな気持ちになります。
いろんな味を試食させてもらい、一番美味しかったアーモンド味を購入。
台湾フルーツ
フルーツの店がたくさんあって、色とりどりで見るだけでもおもしろい。
やはりここでもバナナを買います。台湾バナナってすっごく美味しいですよ。
大きくて、甘くて、しっとりしている。
1斤 = 500 g で 15元 = 約60円 なので安いですよね。
日本に大量に持っていきたいとことろです。
ドラゴンフルーツも。
日本では見たことのないようなフルーツもあります。
この街を後にします。
どこの駅に降りても店があり、人が多くいるのが台湾です。
この街も良い場所でした。
撮影カメラ:FUJIFILM X-Pro1
撮影レンズ:FUJIFILM XF23mmF2
台湾写真旅を振り返って
何度行っても台湾は魅力的な場所だと思います。
何度行っても飽きることはありません。行くたびに気持ちを高ぶらせてくれる場所です。
「ここが私のアナザースカイ」と言えるような場所かと思います。
これからも一年に一回ぐらいは行きたいと思います。
この写真旅の記事5つに載せた写真は、非常に気に入っています。
いつでも台湾に行った時の高ぶる気持ちを思い出させてくれます。
自己満足の写真旅かもしれませんが、有意義な旅だったと感じます。
写真旅シリーズご覧いただきありがとうございました。
~台湾写真旅、完結~