気になる話

FUJIFILM信者が語るフジフイルムの魅力、正直なところ

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僕は、写真の出来というのは撮る人による「撮影条件」、「構図を決めたりピントを合わせる技術」がほとんどを占める因子ではあると思っています。
しかしカメラによる因子というのも少なからずあるのが実際です。

以前僕はFUJIFILMとは違うメーカーのカメラを使っていました。FUJIFILMは全く使ったことがなく、使い始めたのはここ数年といった感じです。そして少しFUJIFILMのカメラを使ったらあっという間にFUJIFILM信者になってしまったのです。
違うメーカーを説明すると、国産のほとんど主要メーカーは所有したことあるという感じです。主要メーカーを使用していたのにも関わらずいまいち「これだ!」と思うメーカーに出会えずになんとなく写真を撮る日々でした。

FUJIFILM以外のメーカーはそれほど良いクラスのカメラを使用していないからなのでは?と思われるかもしれないですし、それも一つの理由です。しかし、FUJIFILM を初めて使った時から、僕の中の写真という概念が変わったのです。他メーカーとは違った部分があったのです。

今日は他のメーカーに比べて FUJIFILM のカメラが良いところ、魅力を僕自身の考えで紹介したいと思います。FUJIFILMを使っている人は共感できる部分があるかもしれません。

色彩が非常に豊か

これは僕に限らず、いろんなところでよく言われている事です。特に緑、青、赤などのはっきりとした色がとても綺麗に出せます。
Raw現像するから少しの色の違いなど気にしないという人はいるかもしれませんが、jpeg撮って出しだと他のメーカーとの違いは歴然です。RAW現像が必要なくなるぐらい自分が思い描いた色が出せます。

以前 PENTAX のカメラを使用している時に緑が鮮やかに出せていいな〜と思っていましたが、FUJIFILMの方が断然上をいっている気がしています。(個人的な主観です)
よくNikonは現実の色をそのまま出して、Canonは誇張して表現すると言われますが、FUJIFILMは見て綺麗だなと思ったその色(記憶色)に近い表現だなと思います。

Raw現像で重要な記憶色を再現することがFUJIFILMではjpegでもやってくれているのでRaw現像のレベルも上がるかと思いますね。

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このように赤などの色がはっきりくっきりと出ています。見たままの色かどうかというと個人差があると思いますが、自分の記憶色とは一致しています。

黒がつぶれない

暗い場所で撮っても、黒を『様々な種類の黒』で表現してくれて、一様につぶれたような黒という色の写真になりません。
ラチチュードが広い写り方をしているという事です。ラチチュードは銀塩に使用する言葉なので、ダイナミックレンジが広いという方が適切かもしれません。

僕個人として暗い場所の写真を好んで撮るので、暗い場所の黒という色の表現がより印象的に見えるのが特徴です。

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下部の暗い部分が非常に良く表現されています。この暗さの表現がとても好きな部分です。

おしゃれなデザイン

正直言って、最初はデザインでFUJIFILMを選んだと言っても嘘ではありません
X-ProとX-T、X-100シリーズの3つを最初に見た時の感動を今でも覚えています。この3シリーズが特に好きです。

X-Pro のライカを感じさせるレンジファインダー
X-T のこれこそカメラ!という正統派デザイン
X-100 のクラシカルで余計なものを一切除いたクラシカルでミニマリストという言葉が似合うボディ。

これらの全てが、どれもたまらなくかっこよく思えるのです。カメラを見るたびに、これらのデザインが僕の心を揺さぶってきます。さすがはFUJIFILM、ユーザーの気持ちを分かっているなぁ〜。

他の国産メーカーを見ても、かっこいいと思えるのはほんの一握りですが、FUJIFILM からは、フラッグシップモデルのどれを選んでもデザイン性が優れているものを選べるので、FUJIFILMのデザインの設計に携わる人に感謝です。

最新機種が出ても、大きさや重さが多少変わるだけでデザインがあまり変化しないのは、洗練されたデザインがすでに完成形に辿りついている事です。デザインだけでFUJIFILMの虜ですね。

レンズが豊富

ミラーレスをメインでやっていて、レンズの数がどこよりも豊富です。これは他の分野に無理に進出せずに、ミラーレスを中心にあまり広げずにやっているからこその開発力かと個人的には思います。良い企業は余計なところに進出せずに得意分野をとことん極める姿勢がありますね。これからもミラーレスとコンデジ分野に注力してもらいたいですね。

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この記事でも書いているように単焦点だけでも17種類と、自分が好きな画角、明るさが選べるんです。
それなりにカメラをやる人なら必ず新しいレンズを欲しくなる時が来るもので、レンズ沼と呼ばれるわけですが、その時にレンズの選択肢が少ないと自分が意図した写真が撮れなかったり、値段が高いレンズを無理して買わなければなりません。
やはりレンズの選択肢は多い方が良いものですよね。

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またズームレンズもどんどんと新しいのが出てきています。好きな1本に必ず出会えるのがFUJIFILMのレンズの魅力です。

プロ向きというよりハイアマチュア向きなのか

プロのカメラマンを見ていると、FUJIFILMを仕事で使用している人より多いのはCanonやNikonの人。

やはりスポーツなどでは連写機能や高速AF。報道や人物撮影では最高級の画質。フルサイズなどのカメラが必要なのでしょうか?Nikonや、Canonフルサイズ、またはSonyのフルサイズミラーレスにFUJIFILMは及ばないのでしょうか?

いや、決してそんなことはありません。
FUJIFILM がフルサイズを作らない理由を、ミラーレスでフルサイズ並の画質を作るからと公言していました。

フルサイズミラーレス機
各社がフルサイズミラーレス機を出す中、FUJIFILMは出さないの?という疑問についてこの数ヶ月「フルサイズミラーレス」という言葉をよく耳にします。 カメラファンの間では流行語のようになっており、僕も注目して見ていました...

この記事でFUJIFILMとフルサイズの事についてさらに言及しています。これからの時代はミラーレス機でも最高画質を作り出せます。

プロが仕事では使用しないと言いましたが、プロがプライベートでは使用していたり、ハイアマチュアのような人が好んで使っています。ということは、腕がある人でも使用していて楽しいカメラということ。
他のメーカーから乗り換える人の話もよく聞きますし、最近はプロでも使っている人が増えていることも聞きます。

我々のようなアマチュアは写真を撮る楽しみを感じながら撮ることが重要です。それに合ったカメラ作りをしていて、さらには画質もこれからどんどん良くなっていくのを期待したいと思います。

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