X-Pro1を持って、写真を撮ってきました。
これからどこか旅行や旅に行った時のことを写真とともに記していこうかと思います。
記録として残したいし、言葉も加えることでその時のことが鮮明に思い出せればいいかなぁ。
さらにいろんな人に見てもらいってのもあります。
今回持って行ったのは、XF23mmF2.0という最高なレンズ。
では旅行写真記、山形編です。
芭蕉が愛した場所
まずは山寺。山形の外れに位置し、東北屈指の観光スポットとも言われます。
今回で山寺に来たのは3回目。もう慣れた道のりです。
階段を登る前に必ず食べておきたい山寺名物、「玉こん」
これなしに山寺は語れないほど名物になっていて、食べると力が湧いてくる。
玉こんの茶色が輝いています。
階段を登り始めます。立石寺、通称山寺の階段は全部で1085段。この階段を一段一段登ることで人々の持っている煩悩が一つ一つ消えていくといいます。
夏場だったので非常に暑く、この時期湿度も高く、汗でびしょびし…
階段を登り進める唯一の救いは景色でした。
紫陽花の花がちょうど見頃を迎えていて綺麗です。
不思議な地蔵がたくさん並んでいる様子。
皆綺麗に整列して並ぶ姿が美しくも、少し怖くも感じますね。
せみ塚。
松尾芭蕉があの有名な
「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」という句を詠んだ場所がこの山寺です。
実際に耳を澄まして見ると、蝉の声が聞こえてきて『岩にしみ入る』という表現の意味が理解できました。
山寺だからこそ岩にしみ入るもので、違う場所だったら『岩に溶け込む』かもしれないし『岩が囁く』かもしれません。もしくは『海にしみ入る』だったかもしれないです。
芭蕉がこの場所をこの季節に訪れたからこそのこの句なので、山寺に行く際にはぜひ蝉の声が聞こえる季節に行って同じ場面を感じるといいでしょう。
ほとんど頂上まで登ったところに郵便ポストがあります。
実際に使われているようで、階段を登って郵便を回収に来る郵便配達の方は大変。
緑の中にポツンと赤いポストがあってそれだけで立派な光景に感じます
頂上にたどり着いきました。ここが一番有名なポジション。斜めになった岩の上に建物が建てられていて良いバランスを保っています。
ここまで来て景色を眺めた時、芭蕉の気持ちになって目を閉じて音を感じてみました。
俳句の才能がない僕は頭に何も浮かびません…
THE・フォトジェニック
ここ数年インスタグラムの流行で、「フォトジェニック」という言葉が聞かれるようになりましたね。
人々はインスタ映えするような場所を求めて、インスタに載せるために写真を撮り、いいねをもらえるように写真を撮る。
このような人は本当にいっぱいいます、それぞれの人の写真のカタチだから全然良いと思いますが。
その人達の言葉を借りて、フォトジェニックな場所。
もう雰囲気だけで大満足。なんというか、山形じゃないみたいな場所です。形容する言葉が見つかりません。
ノスタルジック?やっぱりフォトジェニック(笑)
昼も夜もどっちもそれぞれにいい感じ。
足湯にも浸かれます。いい気持ち〜〜
土曜日限定で花笠踊りをしてくれました。個人的に一番好きな祭りがこの花笠祭り。この花笠をここで観れるとは。
運が良いですね~
今度はぜひ本物の山形の花笠祭りを写真撮りたい!
食べ歩き
山形で忘れてはいけないのは、米沢牛。
その中でも有名な金剛閣というお店に初めて行ってきました。
幸せな気持ちになりました。やっぱり肉は米沢牛です。
柔らかく、口の中に染み渡る味。
山形名物「肉そば」もおすすめで、山形に行く時は必ずチェックしておいたほうがいいですよ。
米沢を歩く
上杉神社初上陸です。
神聖な場所でした。思っていたより広くてびっくり。
山形の偉人上杉鷹山。
なせばなるの人。様々な政策をとって、借金だらけだった米沢藩を立て直したことで有名です。
アメリカの大統領だったJ.F.ケネディがも「最も尊敬する日本人政治家」と言ったのも有名な話です。
ぶらぶら全部歩いてみました。
毎年行きたい場所、山形
食べ物も美味しく、観光もたくさんの山形。何度行っても見所は尽きません。
道も良いし、穏やかですしね。
今回夏に行きましたが、春も秋も自然が豊かで美しいし、雪の降る冬に行っても必ず楽しめます。写真を撮るには最適な場所です。
X-Proはスナップに最適なカメラなので、どこに行くにも持ち出していきたいと思います。