今回はカメラバッグの中身を公開します。
僕が普段カメラ一式を持ち歩くときにこんなバッグの中身だよという感じで紹介していきます。
カメラバッグの中身にはその人のこだわりやちょっとした工夫のようなものが詰まっているんですよね。それが見ていて楽しい。
僕自身、他の人のカメラバッグを紹介する記事が好きでよく見せてもらい参考にしています。この記事も少しでも誰かの役に立てば幸いです。
Contents
僕の主な撮影スタイル
まずはじめにどんな僕がどんなものを撮っているかということについて。
基本はスナップ写真です。街を歩いて気になった風景をその場ですぐ撮ったり、ちょっと変わった建築物があったから撮ったり、日常を撮ったり。あとは風景写真も撮ります。
がっつり撮りに行くときはたいてい車。普段はちょっと歩いて出かけたり自転車に乗って近所に撮りに行くことが多いから機動性を重要視しています。
だからこそ荷物はできるだけ少なくしたいし、すぐにカメラを取り出せる構造のバッグにいきつきました。
もちろん山に行ったり、遠出をするときは荷物は増えるので少し変わってきます。
Domke F-3XBB
まずはじめにバッグはドンケです。
これはわりと最近導入したバッグで、僕の撮影スタイルを考え見つめなおしたらここに行きつきました。
すぐに荷物を取り出せるような構造と、収容力、いかにもなカメラバッグという主張がないシンプルなデザインが気に入って使っています。
オールブラックな点もGood。とにかくかっこいいバッグだなと眺めながら感じています。
もともとは報道カメラマン用のバッグだったとか。
おしゃれバッグというよりは実用性を意識した玄人向けなのかなとか思いながらも、実際使用してみたら今出ているおしゃれバッグなんかよりもずっとカッコよくて長年愛されている理由が納得できます。
X-Pro2
いろいろなデジタルカメラが出回っていますが、このカメラFUJIFILM X-Pro2 が僕にとってはベストなデザイン。
かっこよくて、FUJIFILMの最高級の画質も保証されていて良いカメラです。
家からちょっと散歩ぐらいな感覚で外出する時はカメラを首から下げて出かけますが、基本はバッグに入れていろんな道具とともに連れていきます。
カメラ変えました。最新のX-Pro3ではなくX-Pro2にした理由
Lance Non-adjust Neck Strap
X-Pro2に合うように作られたのではないかと思わせてくれるランスのストラップ。雰囲気を一段とクールでクラシックにしています。
デザインと太さが絶妙なバランスで、いろいろ探している中で見つけた逸品です。X-Pro2にはしばらくこれでいこうと思っています。すごくお気に入り。
X-ProやLeicaにぴったりな「ランス ストラップ」レビュー
Manfrotte トラベル三脚 / ミニ三脚
常に持ち歩くものではないですが、2種類の三脚(ミニ三脚、Befreeアドバンス)を使用しています。
どちらもマンフロット製で三脚特有のゴツさが少ないスタイリッシュなデザインです。
バッグに入れて持ち歩くことが多いのはミニ三脚の方で、動きを止めたい場合や、スローシャッターで撮りたい風景などがあった時使用します。
トラベル三脚のBefreeアドバンスの方はどちらかというとがっつり撮る時用。とは言えすごく軽くてコンパクトになるので海外に旅行した時も持っていけました。
身軽にどこにでも。Manfrottoのトラベル三脚「Befree アドバンス ツイストロック式 MKBFRTA4BK-BH」を購入
Sandisk Extreme Pro 32GB
X-Pro2にはダブルスロットでSDカードが入れられるので、SandiskのSDカード2枚で統一して使用しています。
このSDカードは読み書きともにスピードがそこそこ速く、Lightroomで常に編集する僕にとってはとても大事な存在です。価格とパフォーマンスのバランスが優れたSDカードです。
SDカードケース
SDカードは上記以外にも何枚か持ち歩いていて、それらをまとめてこのSDカードケースに収納しています。
ブラック系の道具が多い僕のバッグの中身にはアクセントになるようなメタリックなデザイン。
防滴防塵だし頑丈だし、それに1000円を切る価格。買ってよかったと思えるものです。
HAKUBAカメララップ
安全なカメラバッグとはいえカメラが布面で擦れてしまうことがあるので、しばらく歩くような場合はカメララップと呼ばれるカメラ用風呂敷に包んでからバッグにしまうようなことが多いです。
カメラ用のインナーバッグなどがありますが、カメラをバッグの中で保護するという点では断然こちらが便利。場所も取らないし簡単に装着可能なのでおすすめです。
カメラを首から下げている時はレンズを包んだりしています。いろんな用途に使えて便利です。
Sandisk SSD 500GB
最近はデスクトップPCのLightroom Classicをメインで使用しているので、出先でレタッチしたい時はMacbookに、このポータブルSSDでカタログを書き出して持ち歩き編集します。
長旅で一時的な写真の保管場所として使用し、SDカードの容量を移動させたりできるので便利です。
スピードが速いのと、コンパクトなので外出で使用するには非常に便利です。
安価なポータブルHDDという選択肢もありますが、重さがある上に衝撃に弱い。その点このSSDではそのデメリットを解消しているので安心感もあります。
バッテリーポーチ
バッテリーは純正のものをカメラに装着して、社外製のものを2つ予備で持ち歩きます。
それをまとめてこの台湾で買った味のある?個性的なポーチに入れて持ち歩きます。
X-Pro2はバッテリーの持ちという点においてはX-H1の時と比べてかなり良いのですが、やはり1つでは不安。必ず予備を持っていきます。
本当はすべて純正で揃えたいけれどかなり価格が高いので、とりあえずはこのバッテリーでやっています。
HAKUBAブローアー
必ず持っていくものとしてHAKUBAブロアーがあります。
写真を撮ったのにレンズにほこりが付着していたり、センサーにチリのようなものが付着していたら写真に現れてしまいます。
それが無いように常に注意はしていますが、長時間の撮影だとどうしても汚れてしまうのでバッグのポケットには入っています。
場所をあまりとらないようにコンパクトでショートノズルのタイプ。
HAKUBAレンズペン
ブロアーとセットでHAKUBA レンズペンも。チリ・ホコリを吹いた後、これで丁寧に磨きます。
いろんなメーカーから同様のものがありますが僕はHAKUBAをずっと使用しています。歴史ある会社ですし、いろんな道具の統一性を持たせるためにシンプルなデザインの道具が多いこのメーカーです。
HAKUBAのブロアーとレンズペンで、あなたのカメラ人生が変わるかも。【KMC-61MBK KMC-LP14B】
Leica mini2
X-Pro2に加えて、サブカメラにはフィルムカメラのLeica mini2を使用しています。その必要性を考えると、いらないという人もいそうですがフィルムカメラで撮りたくなるシチュエーションもたまにあるからというのが理由です。
本当は僕が所有している本格派のフィルムカメラNikon F3を常に持ち歩きたいところですが、かなり重いのでサブカメラはこれに行きつきました。
Nikon F3はフィルムで撮るぞ!と気合が入った時のみそれ単体で持ち歩き、それ以外はデジタルとコンパクトなフィルムカメラの2つ使いをしています。
また、デジタルも持って行かないような時でもこのカメラならポケットに収まるので常に持ち歩きカメラになっています。
Leica mini2を使用して1年。改めてその感想と魅力を語る【作例】
レンズ類
現在メインで使用しているレンズは以下の3つです。
XF10-24mmF4 R OIS
XF23mmF2 R OIS
XF35mmF1.4 R
この中から全部もしくは1つカメラにつけっぱなしで、1つを替えレンズとしてカバンにしまって持っていきます。
わりとスナップを撮ることが多いので、単焦点をカメラに固定で装着して、風景や建築部を撮るときに広角ズームに切り替えることがほとんどです。
いずれにせよ、FUJIFILMのレンズは小型軽量なものが多くそれほど荷物にならないのが良い点です。
XF10-24mmF4を購入。写真観が変わりそうなレンズです【作例】
これ1本で十分、完璧な画角。XF23mmF2というFUJIFILMの単焦点神レンズ
XF35mmF1.4 抜群の安定感 付けっぱなしの1本【作例】
Lightroom Classic CC
こちらは記事の趣旨とは少し違うかもしれませんが、写真撮影の中で僕が非常に重宝しているもの、それがAdobe Lightroom 。
どんな写真でも撮った時と家に帰った後の温度差のような違いが出てしまうことがあります。それはそれで良いのですが、撮った時の気持ちを大切にしたいので補正するためのツールを使用します。
家のPCにはもちろん、持ち歩きのMacbookにも入れていてどこでも写真現像が可能です。
気になる方はこの記事をご覧ください
Lightroomの始め方【登録方法・Raw現像方法を解説する】
何を撮るか、何で撮るか
以上が僕がカメラバッグに入れて持ち歩く道具です。あらためて自分の道具を整理していみるとシンプルさと統一感を重要視していることに気づきました。
良い写真を撮るためには写真を撮らないと始まりません。
できるだけ写真を撮ることが楽しくなるように、自分の好きな道具にアップデートしてモチベーションを上げたり、カメラ機材を持ち出して外出するハードルを下げるために道具をコンパクト化したり。
そのような工夫のもと、撮影を長く楽しく続けていけるように工夫しています。
長年カメラで写真を撮る上で使用する道具にはそれぞれ意味があってこだわりがあります。もちろん予算的な問題で妥協しているような点もあるので、最終的にはすべて満足いく上で使えるような道具にしていければいいなと思っています。
最後に今回紹介した商品のリンクを載せておきます。