気になる話

オススメの写真保存。効率的な方法【クラウド+HDD+SSD】

写真を撮る人を悩ませる写真の保存方法の問題。

たくさんの枚数を撮る人、特にRawでもjpegでも撮るよ、という人には特に保存の悩みが付きものです。

写真は現在の一瞬を切り取って、未来に残す最高の方法だと思うのでちゃんと保存しておきたい。「ちゃんとした画質で、安全に」けれど、できるだけお金はかけたくない。

そのように考える人は多いはずです。

以前紹介したクラウドストレージの記事のように、お金をかけてストレージを大量購入すれば、写真はたくさん保存できます。その場合容量を買えば買うだけ金額も上がるので、現実的ではありません。

そこで今回は僕が行っている写真の保存方法を紹介します。画質と安全性を保ってできるだけ効率的に。

写真の保存方法・公開のフローチャート

実際に行っている保存の流れを図にしてみるとこんな感じです。

カメラや、スマートフォンで写真を撮るところから、保存して消去するところまでのフローチャートです。一見複雑に見えるかもしれないですが、単純なことだけです。

使っているサービスを紹介します。
有料のものでは

・Amazon プライムフォト

・外付けHDD

・Adobe Lightroom

・ポータブルSSD(最近導入しました)

・Luminar4(最近導入しました)

無料のもので

・Google フォト

この使い分けが一番良いなと感じているので1つ1つ紹介していきます。

①SDカード(JPEG)→ プライムフォト

カメラでは常にJPEG+Rawという設定で撮影します。JPEGで撮った写真はそのまま全てプライムフォトに保存します

この時選別などは行わずに撮ったJPEGを全て、日付のフォルダーを作成して保存します。

PCからだけではなく、スマートフォン、タブレットなど、いつでもどこからでも見たり、ダウンロードすることができます。この日の写真を見たい!と思った時に外出先でもどこからでもアクセスして見ることができるのが良いところです。

フィルムカメラで撮った写真を現像してCDに焼いたものの保存もこれと同じです。

写真を撮るなら必ず入るべき「プライムフォト」他サービスと料金比較

②SDカード(Raw)→ プライムフォト

カメラで撮ったRawデータもプライムフォトに全て保存します。プライムフォトは、Rawデータも非圧縮で無制限に保存できるのが素晴らしいところです。

後で現像したくなったらそこからダウンロードして現像すれば良いし、これも選別なども行わずに全て保存です。

ただし保存する時に少し時間がかかるのでこまめに保存しておくのが良いです。

③SDカード(Raw)→ HDD

クラウドストレージであるプライムフォトに保存しているから安心とは言えど、
Amazonのサービスが終了してしまったら、間違えて消去してしまったら、ハッキングされてしまったらという場合を考慮して大事な写真はHDDにもバックアップします。

HDDにも破損のリスクはあるし、寿命もあるので注意です。

HDDは無いよりはある方が良いかなという程度で、安心感のためです。

④SDカード(Raw)→ Lightroom(現像)

RawデータをAdobe Lightroomに読み込んで、現像を行います。この時SDカードから直接全てを読み込み、選別を行い現像します。Lightroomは現像だけではなく、選別などの管理の作業にも非常に便利です。

この時作成されたカタログはPC上に保存し、元画像はHDDに保存するように設定しています。そうすると一番効率よく作業をできます。

ただ常に現像する際はHDDを接続しなければいけないという問題があります。

【Lightroom】レタッチは正義?邪道?始めよう、レタッチ。 

【※New】 SDカード(Raw)→ ポータブルSSD

最近ポータブルSSDを導入しました。Sandiskの500GB。

これまではSDカードのデータを現像するまでは消せませんでした。しかし一度SSDに全て保存することによってSDカードのデータをすぐに消すことができます。

さらに外出先でもデータのバックアップが簡単に取れることや、HDDだけの時に外出先で現像できないという問題も解決しました。

読み込み・書き出しのスピードがHDDよりも明らかに早くて現像の効率も上がります。

容量は一時的なバックアップや、現像の際に使用するぐらいなので500GBで十分かと考えています。

【※New】 SDカード(Raw)→ Luminar4(現像)

こちらも最近導入したものです。

このソフトはAIを用いた現像が特徴で、作業が効率化できます。

またLightroomより注目度は低いのですが、Lightroomにあるような機能はほとんど備えていて、どんどん進化するLuminarがどれほどのものなのか、使用してみたかったというのが導入した理由です。

使いわけとしては、大量に現像する時やAIを用いて印象的な画像を作りたい時にLuminar4を使用するようにしています。

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⑤Lightroom / Luminar4 → ブログ or Instagram or Twitter

現像した写真は書き出して、ブログやSNSなどにアップロードします。また写真展なんかに出すのもこの流れ。

やはり公開する場があると現像するモチベーションも上がります。現像が面倒だなと思う時はJPEG画像のままアップロードする時も。

FUJIFILMのカメラで撮った写真はJPEGでも十分だなと思う時もたくさんです。

しかし、現像しないと表現できない光景もたくさんあるので、Raw現像はやめられません。

⑥Lightroom / Luminar4 → プライムフォト

現像した写真はプライムフォトにフォルダを作って保存します。こうすることで、どこからでも撮ったままのJPEGの画像や、現像済みの画像が見れるからです。

というわけでプライムフォトには撮ったままのJPEG、Raw、現像済みのものがすべて保存されているというわけです。きちんとフォルダ分けしておけば非常に便利です。

デジタル写真の色を極める!を読んでLightroomを使いこなす 

⑦スマートフォン → Googleフォト

スマートフォンで撮った写真もプライムフォトに保存してしまうと、ただでさえたくさん保存されているところがさらに煩雑になってしまいます。カメラで撮った写真との差別化もしたいですし。

ですので決められた画質までだと無料で、無制限に保存できるGoogleフォトを利用しています。

スマートフォンで撮った写真はそれほど容量も無いし、記録の意味での写真もあります。それを自動バックアップを利用して、全てがGoogleフォトに保存されるようにして使用しています

まとめ

以上が僕が行っている写真関連の保存方法です。

ポイントとしてはクラウドとHDD、SSDを使い分けること。
SSDはまだ価格が高いので容量を最小限に、クラウドとHDDは2重にバックアップして安心を得るという感じでしょうか。

僕は動画はあまり撮らないので、もし動画を撮った場合はプライムフォトの5GB以内に収まるようにしたり、HDDに保存するようにしているのですが、たくさん撮る人はまた新たな方法や容量が大きなHDDが必要ですね。

クラウドストレージサービスのプライムフォトとGoogleフォトは便利で使いやすいのでおすすめです。

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これからさらに写真が増えてきてもこのやり方で対応できそうです。

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カメラと写真が好き。 最近の愛機はLeica M10、Nikon F3、Canon R6。 何気ない日常の一瞬を切り取るスナップショットが得意。 デジタルカメラ、フィルムカメラ、Raw現像、その他写真技術について日々考える、考える人による【考えるブログ】

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