先日カメラをX-Pro2に変えました。これは僕にとっては原点回帰のようなことで、初心に戻ったような気持ち。すごくカメラを、そして写真自体を楽しめている気持ちです。
このカメラと同時に、今まで気になっていたストラップを導入して使用しています
このストラップが非常に秀逸で、今までこんな感じのストラップが欲しかったという期待に応えてくれるようなストラップです。
これまではX-H1というTheカメラという形のものを使用していたので、ストラップ本格的は、よくある薄く平べったいタイプのものを使用していました。
しかしX-Pro2には今回買ったストラップを使用し始めたら毎日のモチベーションも上がり、眺めているだけでうっとりするデザインに仕上がりました。
Contents
その名はLance
今回購入したストラップはLanceというブランドの「Non-ajust Neck Strap」
みなさんはLanceというブランドは知っていますか?
僕はというと正直購入前までは全く知りませんでした。カメラストラップが気になり出し、X-Pro2に合うものをいろいろ調べていく中で見つけたのが最初です。
ランスは2012年アメリカ・バージニア州発祥のブランドです。日本での知名度的はまだあまりありませんが実力は十分。
僕が最初見たとき「これだ」と思ったデザインに加えて、細部までのこだわりや作りこみが非常に優れていています。
今後たくさんの人に知れ渡っていくような気がしています。
シンプル・スタイリッシュ・ハイクオリティを目指すブランドのコンセプトやすべてアメリカで手作りであることに惹かれて購入を決めました。
ルミエール?yosemite?いいえランスです。
カメラストラップを購入するにあたって、僕が探していたのは丸紐状のもの。X-Proにはこのデザインが一番かなと思っていたからです。しかし丸紐状ストラップと一言で言ってもたくさんの種類があります。
今回はデザイン的に優れていて、なおかつ素材感も良いもの。とにかくかっこいいものを探していました。
丸紐状ストラップの選択肢
・ルミエール
・yosemite
・Lance
「X-Pro ストラップ」と検索すると決まって出てくるのは、ルミエールカメラというカメラ屋さんが出しているものか、最近instagramなどで話題になっているyosemiteというアウトドアブランドのものです。
ランスはあまり検索でヒットしません。
どちらも種類がたくさんあり、形状もランスと似ていてデザイン的にもとてもカッコいい。価格的にもそれほどの大差はありません。
しかしランスにはそれらに無い購入の決め手になったポイントがいくつかあります。
良い点は3つ
接続部分のデザインが近代的
紐とリングの取り付け部分が、どれにも増してシンプルでかっこいい。そして編み込みがしっかりされており、安心感が抜群です。
ルミエールは紐にゴム製のもので止められていて、yosemiteはレザー状のようなもので固定されています。ランスはゴムの輪のような構造で、一番シンプルですが、スタイリッシュに見えます。
紐の形状は見た目ではそれほど変わりませんが、この接続部分の形状はカッコよさに直結する部分かと思うので、個人的にはランスが一番カッコよく感じます。
ランスを選びたくなるような理由の1つです。
太さが最適
ランスの太さ8mmという点も唯一無二のメリットです。X-Proというそれほど大きくもなく小さくもないカメラを使用すると、細いストラップだとチープに見えるし、太すぎると取り扱いづらいしゴツいデザインになってしまいます。
その点この8mmという太さはぴったりで、都会的なクールなデザインで一番カッコよく見えます。
他の2つのストラップは太さ8mmがありません。参考までにサイズを載せておきます。
素材感がいい
摩擦に強く伸びにくいナイロンという構造は安全性というだけでなく、使いやすさに関してもよくできています。
柔らかすぎず固すぎない適度な柔軟性で、首にかけても、手首に巻いても自由に使える仕様になっていてます。独自の編み込み製法が作り出した柔らかさだそうです。
以上が見た目と使い心地の両面からランスを選んだ理由です。
悪い点は1つ
少し高い
一般的なカメラストラップはだいたい2.3000円もあれば買うことができます。しかし最近はストラップも種類が豊富になってきていて、価格もピンキリです。
ランスのストラップで気になるのは、多少高価であるという点です。
僕が購入したものは8400円。正直少々ためらってしまう価格ですね。
他のブランドとも比べてみます。
ルミエールは少しだけ安く5000円、yosemiteに関しては10800円とどこもまぁまぁの価格です。このデザインと素材感を少し高くても買うぐらいの気持ちをもって使用するのがいいかと思います。
ストラップはそんなに変えるものでもないし、ストラップを変えただけでカメラの雰囲気がガラッと変わってしまうので、良いものを買うべきです。僕自身もこのストラップに非常に満足しているからこそ、この記事を書いていますしいろんな人におすすめできるものだと思っています。
ランスは4種類
ランスのストラップのラインナップとして4種類あります。
参考 : https://www.ginichi.co.jp/
それぞれの特徴は
種類 | 特徴 | 定価 | 長さ | 太さ |
ANS | 長さ調整可 | 14000円 | 80~125cm | 8mm |
N-aNS | 通常パターン | 8400円 | 120cm | 8mm |
LWS | 長さ調整可 | 5300円 | 12.5cm | 8mm |
BLW | 通常パターン | 7800円 | 17.5cm | 7mm |
※表記について
・Adjustable Neck Strap →ANS
・Non-ajust Neck Strap →N-aNS
・Lug Wrist Strap →LWS
・Braided Leather Wrist →BLW
シンプルなデザインで使用したい場合は僕が購入したNon-ajust Neck Strapが一番おすすめです。
カラーバリエーションは (ブラック・レッド・バーガンディー・オリーブグリーン・ダークブルー)となっています。個人的にはシンプルにブラックにするか、オリーブグリーンもなかなか良い色で迷いました。
僕が購入したときは、在庫もたくさんありましたが、今サイトを見ると売り切れも多くありそうです。購入するなら早めがいいかもしれないですね。
ただのストラップにすぎないけど
本当に必要かと言われるとそうでもないし、無くても良い写真が撮れるのでこのストラップを導入するのはかなり高い買い物にはなります。ですがかっこいいカメラストラップで写真を撮るモチベーションも確実に上がります。
道具から入るのは良くないとよく言われますが、それで満足して写真を撮れるならそれ以上のことはありません。
カメラを持ち出す機会が減ってきた人や、よりカッコよく写真を撮りたい人にはぜひ使ってほしいと思います。
X-ProやLeicaに付けるとものすごく雰囲気あるカメラになるランスのストラップ。その他にもクラシックでモダンなカメラを使用したい人にはおすすめです。
カメラストラップを探している人は参考にしてみてください。