季節の変わり目というのは突き進んできた事の手を一旦止め、ゆっくり立ち止まって考えるには良い時期だと思います。
僕自身もそこで良い意味でのエモーショナルな気持ちになったり、新たな発想が浮かんだり何かのきっかけになる事が多いです。
今年も夏が間もなく終わり秋がやってきます。5月終わりの初夏から今現在まで撮りためてきた写真とともに2019年「夏」を振り返っていこうと思います。
夏の終わりは、空が澄んでいる。X-Pro1 と港町を歩く【作例】
ちょうど2年前の2017年にも同じような記事を書いていました。その時の写真を改めて見るとその時には気づかなかった事や、全然違う感情が見えてきたりして面白いものです。
いろんな角度から物事を見ると楽しい
普段なら道を歩いていて見過ごしてしまうような出来事、光景もカメラを持っているなら気付く事ができる気がします。





その「普段見過ごしてしまう事」とは何でも良いんです。
緑に色着いてきた葉っぱってこんなに綺麗なんだなとか、水に反射したゆらゆら、キラキラする夕方の太陽の儚さとか、光と影の何とも言えないコントラストとかです。
カメラで撮る世界ってやはり良いなと思えるような写真たちです。
長野の街並みが好き
1年に1度くらいは長野県に行っています。自然が多いからなのか、空気が住んでいるように僕には感じられます。
今年も初夏のある日に思い立ち、長野で1番有名な場所「善光寺」に行ってきました。周辺を歩きながらスナップ撮影してきました。










良い青空と、良い緑。やはり長野県に行くのは初夏がベスト。
FUJIFILMで撮る色は、長野県の色を最大限に引き出してくれる気がします。今年も長野県の街で豊かな気持ちになれました。
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海外の青さ
今年の夏はカリブ海にも行きました。そこは日本の海とは全く違う日差しや、水の青さ、空の青さがあります。
夏と言えば海。海の写真を撮る手にも力が入ります。



あまりの暑さによってダウンしかけましたが、今となってはまた行きたいと思える場所。
祭りで夏を感じる
これも毎年の事です。
祭りの始まりで本格的な夏の訪れを感じて、祭りの終わりで夏の終わりを感じる。
全国各地で行われている夏祭り。本来は台風や害虫などで成長した作物が損なわれないようにというものです。秋に行われる収穫の時期を前にしての収穫祈願という事。
夏の祭りが終わるとすぐに秋がやって来るからこそ、この季節の変わり目の一瞬を写真に収めたいものです。




今年行ったのは山形県の「花笠祭り」
綺麗な浴衣をきて踊る踊り子の情熱が感じられる素敵な祭りでした。
今年も良い夏でした
毎年この時期に口癖のように
「今年の夏も良かったなぁ」
と言っている気がします。大袈裟ではなく本心でそう思っています。その時はいつも、カメラで写真を撮った写真を見て振り返っている時。
写真があるから、後悔なく夏を過ごせて、満足いくような時間となるのだと思います。




写真がなくても夏は幸せだったと感じるかもしれません。けれど写真によってその幸せ度が1段階、2段階ぐらい上がっていると思います。
毎年夏の終わりの時期に写真を見ながら少し振り返る時間を作って、ちょっと幸せを感じたいものです。
撮影カメラ
撮影レンズ

