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XF14mmF2.8とZEISS 12/2.8を比較・解説

FUJIFILMのカメラを使用している人で、カールツァイスのレンズを使用してみたいと考える人は多いはず。ドイツの名のあるメーカーで画質や作りには定評があり人気のレンズです。

FUJIFILMのX-mount用のカールツァイスのレンズは全部で3種類あってそれぞれに特徴があります。

FUJIFILM用のZEISSレンズが気になるので全種類紹介する 

今回は ZEISS Touit 2.8/12 という3種類の中でも最も広角なレンズについてです。X-mountの中でこのレンズと迷うとしたら、次のうちどちらかかと思います。

・XF14mmF2.8 R

・XF16mmF1.4 R WR

XF14mmF2.8 R が一番近いレンズで、XF16mmF1.4 R WR もやや近いような焦点距離のレンズです。

これらのレンズについてスペックや、価格、特徴を含めて比較検討していきます。

比較してみる

上で挙げた3つのレンズについて一覧で比較してみます。

レンズ ZEISS Touit 2.8/12 XF14mmF2.8 XF16mmF1.4
発売日 2013年5月 2013年1月 2015年4月
35mm換算 18mm 21mm 24mm
価格 89910円 86119円 113288円
レンズ構成 8群11枚 7群11枚 11群13枚
大きさ(径×全長) 82mm×86mm 65mm×58.4mm 73.4mm×73mm
重量 270g 235g 375g
フィルター径 67mm 58mm 67mm
付属フード 花形 花形 花形
最短撮影距離 18cm 30cm 15cm
絞り羽根 9枚 7枚 9枚

発売は2013年1月から2015年4月と新しいレンズではありません。

価格は8万円代から、11万円代まで。広角レンズなのでこんなもんでしょうか。

サイズ感を見ても少しずつ違ってくるレンズです。

次にZEISSレンズとFUJIFILMレンズ2つをそれぞれ比較していきます。

ZEISS 2.8/12 vs XF14mmF2.8

これらの2つのレンズは焦点距離もほとんど同じ、開放F値も2.8で同じ、価格もどちらも8万円台とスペックだけ見ると非常に似たようなレンズです。

ZEISSの方がレンズ構成が多いので、大きさや重量、フィルター径が大きくなっています。ZEISSが全長86mm、重量270g。FUJIFILMが全長58.4mm、重量235g。
全長はかなり違っていて、重量差が35g。これをどう見るかは用途によって変わってくるかもしれません。

ZEISSのレンズが個人的には良いなぁ!と思うポイントが2点あります。

1つ目はやはり焦点距離
ほとんど同じような焦点距離と言っても、広角の12mmと14mmだと大きな差になります。広角レンズの目的は、風景を広く大きく切り撮るということがほとんどなので少しでも広角な方が良いですよね。単焦点レンズで最も広角というのは重要なポイントです。

2つ目は最短撮影距離
ZEISSは15cmなのに対して、FUJIFILMは30cm。これはテーブルフォトなどで使用する時に使い勝手が全然変わってしまうかもしれないと思うところです。少しでも寄れた方がストレスなく撮影できるでしょう。

つまりFUJIFILMのカメラを使用する人でより広角なレンズ、寄れるレンズが欲しい人はZEISS、せっかくミレーレスなのだから少しでも軽快な装備で持ち運びたい人は XF14mmを選ぶべきだと思います。

またZEISSの個性的なデザインが気に入らない人はFUJIFILM。個人的にはFUJIFILMの方がかっこいいとは思います。

 

ZEISS 2.8/12 va XF16mmF1.4

この2つのレンズはやや近いレンズとは言えますが、中を見てみると全く異なるレンズということが分かります。

まずはF値。先ほどの12mmと14mmでは大きな差になると言いましたが、12mmと16mmならなおさらです。換算18mmと24mmは画角で言うと99°83.2°となり、およそ16°もの差になります。このように比較すると、見える世界は変わってくるような気がしてしまいます。

本当に?好きな画角は年齢に比例するって話。

また絞りも大きな違いです。明るさやボケが全く違います。2.8と1.4では2段階違うので、単純に光の量が4倍になるということです。

一般的にF値が小さいレンズの方がレンズ構成がたくさん必要で、大きく重くなるものです。上記2つのレンズは270g、235gだったのに対して、16mmのレンズは375g。「軽快なレンズ」とはいかなくなってきます。

つまり大きさよりも明るさボケ味を取るか、画角とコンパクトさを取るかでこの2つは分かれそうです。

 

まとめ

今日はZEISSのレンズとFUJIFILM純正の2つのレンズを比較してみました。

所有しているレンズではないので、店頭での試し撮りの結果や、公式サイトの作例になってしまいますが、やはりZEISSレンズの切れ味が良いなと思ってしまいます。

以上のことを踏まえて、ZEISS 2.8/12は非常に良いレンズです。

【ZEISS 2.8/12の特徴】

FUJIFILMにはズームレンズでしか無い12mmという焦点距離

12mmなのに10万円以下で買うことができる

15cmまで寄れる

シャキッとした画質、高解像度

このような点で少しZEISSに気が向いている僕です。

しかしデザインがどうしてもFUJIFILMという人は純正を選ぶべきです

FUJIFILMのカメラはかっこいい雰囲気のものが多いです。X-TシリーズやX-Proシリーズ、X-Eシリーズなんか特にそう。これらのカメラにぴったり合うのはやはり純正のレンズかと思います。

12mmという広角よりも1.4のF値を重要視する人も純正を選んだ方が良いです。

ここまでをまとめると

・デザインが大事 → XF14mmF2.8 を選ぶべき

・広角が大事 → ZEISS 12/2.8 を選ぶべき

・F値が大事 → XF16mmF1.4 を選ぶべき

広角単焦点レンズの選択肢が多くて良いですね。

近いようで少しずつ特徴が違うので自分のスタイルに一番合ったレンズを選びましょう。

 

・Zeiss Touit 2.8/12 X-mount 

・XF14mmF2.8 R

・XF16mmF1.4 R WR

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カメラと写真が大好き、FUJIFILMをこよなく愛する会社員 写真はスナップや風景がメイン。技術よりも感性で写真を残していきたい 愛機はFUJIFILM X-H1、X-Pro1、Nikon F3 他

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